2016/11/10更新
浮気調査の料金相場!費用を安くする8つの方法と注意点2つ
探偵事務所にパートナーの浮気調査を依頼するにあたり、一番心配なのは費用ではないでしょうか?
浮気調査に関わらず探偵に調査依頼をするという経験自体、一生のうちに一度あるかないかという人がほとんどだと思うので、浮気や不倫の調査にどれくらいの費用がかかるのか、どれくらいの金額を用意すればいいかわからない人が多いのは当たり前のことでしょう。
もちろん、探偵事務所や興信所のホームページなどを見れば料金設定や見積り例などが書かれていることもありますが、浮気調査は「○日で終わる」「○時間かかる」といった明確な所要時間がわかっているものではありませんから、結局のところ「一体いくらかかるのか?」ということがはっきりしないと思います。
ここでは、これまでの事例などをもとに浮気調査の費用の相場をご紹介しています。併せて知っておきたい浮気調査の費用を抑えるためのコツや費用に関する注意点、さらに浮気調査の実績があり適正な料金で調査をしてくれる探偵の探し方などについても詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
- 1
浮気調査費用の相場
- 1.1 費用の総額はこんなに違う
- 1.2 1時間あたりの浮気調査費用の相場
- 1.3 浮気調査費用の計算方法
- 1.4 浮気調査費用の内訳
- 2 浮気調査の料金体系は主に3つ
- 3 自分に合った浮気調査の料金体系の選び方
- 4 知らないと大損!浮気調査費用の注意点
- 5 なるほど!浮気調査の費用を安くする方法
- 6 もっと!浮気調査の費用を安くする方法
- 7
ただし安いだけで探偵を選ぶと失敗する
- 7.1 調査員の人数が少ない
- 7.2 調査員の人件費が安い
- 7.3 調査実績が少ない
- 7.4 探偵事務所の規模が小さい
- 8
浮気調査の費用が高くなる要因
- 8.1 浮気の手がかりがほとんどない
- 8.2 遠方での調査
- 8.3 調査の難易度が高く調査員が3人以上必要
- 8.4 イベントなど依頼が多いタイミング
- 9 浮気調査費用の支払方法
- 10 浮気調査費用の料金見積り事例
- 11
浮気調査力と費用で選ばれている探偵事務所
- 11.1 成功報酬のHAL探偵社
- 11.2 調査力の原一探偵事務所
- 11.3 比較の街角探偵相談所
浮気調査費用の相場
さっそく浮気調査にかかる費用の相場について見ていきたいと思います。夫や妻、彼氏や彼女に浮気・不倫をされたショックと怒りで精神的に辛いときですが、大切な調査料金のことはしっかりと確認しておきたいですね。
相場を知らないまま偶然見つけた探偵社や興信所に浮気調査を依頼してしまって、相場をはるかに上回る費用を請求されたケースも少なくありませんから、後悔のないよう、しっかりと確認しておきましょう。
費用の総額はこんなに違う
探偵に浮気調査を依頼した場合、1件あたり25~40万円程度という金額が相場です。ただし、探偵の調査料金設定にルールが設けられているわけではないので、浮気調査を依頼する探偵事務所・興信所ごとに料金設定や料金体系は大きく異なってくるのが実情です。
探偵の浮気調査方法というのは、基本的に調査員が地道に張り込みや尾行などを行って浮気や不倫の証拠を掴むという、過酷で労力を要するものですから、調査費用の大部分を占めるのが調査員の人件費となります。しかも、特別なスキルや経験を持つ浮気調査のスペシャリストに依頼するのですから、ある程度の金額になることは仕方のないことかもしれません。
その探偵事務所や興信所がどんな料金体系を採用しているかにもよりますが、調査にかかる時間や稼働した調査員の人数によって、浮気調査の費用が変わってくるため、各探偵社・興信所のホームページに掲載されている料金体系や調査料金例などを見ただけでは、自分が浮気調査を依頼した場合にどれくらいの費用がかかるかわかりにくいと思います。
同じ浮気調査の依頼でも、依頼する探偵事務所によって総額が10~100万円と大きく差がつくこともあるので、あらかじめ料金を確認して納得したうえで正式に依頼するようにしてください。残念ながら法外な調査費用を請求してくるような悪徳探偵社もあるので、とにかく探偵選びは慎重に行わなくてはなりません。
1時間あたりの浮気調査費用の相場
一般社団法人東京都調査業協会が行った東京都内にある探偵社・興信所のアンケート(2005年実施)では、調査員2名の場合、浮気調査にかかる平均的な費用は1時間につき15,000~20,000円という結果が出ています。
浮気調査の平均費用:15,000~20,000円/1時間(調査員2名)
もちろん、1時間あたりの調査費用が安い探偵事務所を探すことができれば、浮気調査にかかる費用を抑えることができますし、浮気調査の時間が短くなれば短くなるほど費用を抑えることができます。
この相場を覚えておけば、万が一、高額請求をする悪質な探偵に相談してしまった場合でも、見積もりの段階で料金が適正でないことに気づくことができますよね。
とにかくどんな些細なことでも疑問が残る場合は、見積りに記載されている項目ごとの単価や諸経費について、担当者に詳しく聞いてみることが大切です。優良探偵社ならわかりやすく説明してくれることでしょう。反対に、あなたが質問しても誤魔化されたり納得できないような回答だったりした場合は、別の探偵をあたるようにしてくださいね。
浮気調査費用の計算方法
1時間あたりの浮気調査の相場がわかったところで、今度は浮気調査の計算方法を見ていきたいと思います。浮気調査の際、場合によって調査員が3人体制になることもありますが、基本的に2人体制になることがほとんどですから、上記でご紹介した相場の15,000~20,000円と調査に要した時間を計算すれば、大まかな調査料金を把握することができるでしょう。
2名体制で1日4時間の尾行調査を4日行った場合
【1時間あたりの浮気調査の料金相場】×【1日の調査時間】×【日数】=浮気調査費用
15,000~20,000円×4時間×4日=240,000~320,000円
これは、人件費をメインとした調査の基本料金の計算になります。探偵事務所によって料金設定やプランは異なりますが、上記の金額に加え、浮気調査の際にかかった諸経費が別途請求されることもあるので、あらかじめ総額をしっかりと確認しておく必要があるでしょう。
浮気調査費用の内訳
浮気調査にかかる費用には一体どんな料金が含まれているのでしょうか。具体的に見ていきたいと思います。調査料金だけで探偵事務所や興信所を判断してしまうと、あとで諸経費や手数料を上乗せされて最終的に割高になってしまうこともありますから、最初にどんな費用がかかるか確認しておく必要があります。
調査料金
人件費、着手金、出張費、深夜早朝割増、危険手当(調査に危険が伴う場合)など
経費
調査機材代、交通費(タクシー、バス、電車の利用料金など)、車両費、燃料代・ガソリン代、高速道路料金、駐車場代、通信費、入店費(飲食店で尾行する場合など)、有料施設使用料、消耗品費(録画テープなど)、現像代、印刷・コピー代など
手数料
報告書作成費など
別途請求される料金は見落としがちですから、浮気調査を依頼する前にしっかりと確認しておきましょう。また、基本的に早朝や深夜の調査が割り増し料金になる業者は少なくなっていると思いますが、念のため必ず確認しておいてくださいね。面倒かもしれませんが、契約書についてもしっかりと読んでおくことをおすすめします。
浮気調査の料金体系は主に3つ
ここからは浮気調査の料金体系について見ていきましょう。料金体系は大きく3つのタイプに分けられ、それぞれ特徴が異なります。探偵社・興信所によってはかなり特殊な料金体系を採用しているところがあるかもしれませんが、よくあるのは以下の3タイプとなります。
時間料金型
調査員が浮気調査のために稼働した時間を基準に料金を算出するのが「時間料金型」です。このタイプの料金体系を採用している探偵社は、ホームページに「1時間あたり20,000円」などと表記されていることが多く、そこに調査時間と調査日数を掛け合わせることで調査費用を算出します。
時間料金型は依頼者から見てもわかりやすい料金体系となっているので、この時間料金型を採用している探偵社はたくさんあります。ただし、調査料金に加えて諸経費などが上乗せされる場合も多いので、その点は頭に入れておきましょう。
パック料金型
調査員の人件費や諸経費、報告書作成費など、浮気調査に必要な全ての経費を含めた一律パック料金を設定しているのがパック料金型です。「15時間パック200,000円」「25時間パック340,000円」などと表記されることが多く、例えば15時間パックなら1日5時間で3日間の調査、25時間パックなら1日4時間で6日間の調査など、要望に応じて選べます。
このタイプの料金体系は、基本的に全経費が含まれているので、追加請求などの心配がないというメリットがあるでしょう。
また、ほとんどの場合、時間料金型より調査費用が安く設定されていることが多いので、一見得できるように思えますが、予定より短期間で浮気調査が終了したときも全額請求されることになりますから、場合によっては割高になる可能性もあるでしょう。
成功報酬型
成功報酬型の場合は、まず浮気調査前に着手金を支払い、その後の浮気調査によって「調査対象者が浮気をしているかどうか」がわかった場合に報酬金額を支払うという料金体系になります。
対象者が浮気しているかどうかわからなかった場合、報酬金額については支払う必要はないので、安心感があるかもしれませんね。
自分に合った浮気調査の料金体系の選び方
浮気調査の3つの料金体系についてご説明しましたが、実はあなたが依頼したい浮気調査の内容によって、どんな料金体系が向いているかが変わってきます。もし迷ったときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
浮気をする日時がだいたい分かっている
夫や妻、彼氏や彼女が浮気しそうな日時や曜日が大まかにわかっている場合におすすめな料金体系は、時間料金型です。時間料金型なら浮気する可能性が高い日時に合わせてピンポイントで調査依頼ができるので、調査費用を抑えることができるでしょう。
いつ浮気をしているのか分からない
パートナーが浮気や不倫をしている可能性があっても、いつどこで誰と浮気をしているか全く見当がつかないというケースもあるでしょう。このように情報が少ない場合にはパック料金型がおすすめです。1時間あたりの調査料金が安めに設定されていることが多いので、時間料金型より調査料金が安くなる可能性があるのです。
探偵に依頼をするのが初めてなので少し不安
多くの人が、探偵や興信所に浮気調査を依頼するのは初めての経験なのではないでしょうか。きっと、その中には探偵に対して不安な気持ちを抱いている人もいるはずです。そういった場合は、浮気調査が成功した場合にのみ報酬金を支払う成功報酬型が安心できるかもしれません。
知らないと大損!浮気調査費用の注意点
ここからは、知らないと損をする可能性大の、浮気調査の費用に関わる注意点についてご紹介していきたいと思います。浮気や不倫の調査を探偵に依頼したいと考える人は、必ず読んでおきましょう。
追加料金
優良探偵社であれば、最初の見積もりの段階で浮気調査にかかる総額をしっかりと提示してくれますし、基本的に見積もりより多く請求されることはありません。しかし、探偵事務所の中には見積もりをできるだけ安い料金にしておいて契約だけさせ、あとあと高額な追加料金を上乗せして見積もりを上回る料金を請求するという悪質なところがあります。
追加料金として多いのが「調査員の増員」「調査日数の追加」「諸経費を後で通知する」の3パターンです。
「浮気調査対象者の移動が予想以上に広範囲なため、あと1人調査員が必要なんです」「対象者がかなり警戒して行動しているので、予定より調査日数がかかります」「どうしても最新機材を使用しないと浮気の証拠が取れないんです」あなたがもしこんなことを言われたらどうでしょうか。すでに浮気調査は始まっていますから、多くの依頼者は仕方なく追加料金にうなずくかもしれませんね。
もちろん、優良な探偵事務所であっても、場合によっては追加料金がかかる可能性もありますが、こういったことは非常に稀なケースですし、最初の段階で十分な説明がありますのでその点を納得のうえで契約することができるはずです。
ちなみに、探偵業を行う業者の中にもぼったくり探偵と言われるような探偵の場合、最も多いのが調査員を水増しして追加料金を取るケースと言われています。そうなると、高額な調査費用を請求されたうえ、浮気の証拠すら掴めないかもしれません。浮気や不倫をされただけでも辛いのに、追い打ちをかけるようにして最悪の事態が発生することだけは避けておきたいですよね。
キャンセル料金
浮気調査を依頼したあと、やむを得ない事情で依頼をキャンセルしたいというケースもあるでしょう。一度依頼した浮気調査をキャンセルする場合、すでに調査員が稼働している状態なのか、まだ稼働前の状態なのかによってキャンセル料金は変わってきます。
浮気調査の開始前
浮気調査の開始前であっても、探偵事務所では調査員の確保や機材の準備などが進んでいますから、キャンセル料金がかかってくるのは仕方のないことかもしれませんね。
調査員が浮気調査を開始する前の段階でキャンセルした場合は、総額の10~30%くらいのキャンセル料金が発生してしまいます。ただし、キャンセル料金についても探偵事務所ごとにかなりバラつきがあり、場合によってはキャンセル料が発生しないこともあるので、事前に契約書等で確認しておくことをおすすめします。
浮気調査の開始後
浮気調査のために調査員が稼働している場合は、当然、稼働しただけの人件費や経費については請求されると思っておきましょう。すでに調査を実施した分は日割り計算で調査費用を割り出すことがほとんどです。
基本的に、浮気調査開始後のキャンセルは総額の10~50%の金額がキャンセル料金として請求されることになりますが、優良探偵社ほどキャンセル料の金額は良心的ですし、契約書にもしっかりと記載されているはずです。
一方、悪徳探偵社の場合は途中解約のシステムすらなかったり、調査費用の総額に加えて途中解約金や違約金を請求されるといったケースもあるので、かなりの大損をすることになってしまいます。
なるほど!浮気調査の費用を安くする方法
浮気調査の費用は誰でも安く抑えたいと思うはずです。料金相場から見てもそう気安く依頼できる金額ではありませんから、10,000円でも20,000円でも安い方がいいと思うのは当たり前の心理ですよね。そこで、ここからは浮気調査の費用を安くする方法についてご紹介していきます。
あなたが浮気調査の費用と併せて知りたいことは、どうやったら調査費用を安く抑えることができるかだと思います。ご紹介する方法を組み合わせれば、浮気調査のコストを減らすことができるでしょう。
複数の探偵社に浮気調査の見積り請求をする
とにかく絶対にやってほしいのが、複数の探偵社に浮気調査の見積りを出してもらうことです。はじめにお話ししましたが、探偵事務所や興信所によって浮気調査の費用は大きく異なります。ですから、複数社の見積もりを比較してみることが、浮気調査の費用を抑える最も重要な方法と言えるでしょう。
例えば同じ内容の浮気調査に関して複数の業者から見積もりを取った場合…
- 中堅探偵社A:48万円
- 大手探偵社B:25万円
- 大手探偵社C:65万円
- 個人探偵社D:78万円
このような結果になることも珍しくないのです。場合によっては30万円、40万円と大きな差が出てくるので、面倒だからと複数社に見積もりを請求しないというのはかなり危険な行為なのです。もし、最初に相談した探偵が比較的高額な調査料金だった場合、そのまま依頼してしまったら損することになってしまいますよね。
調査力に優れた探偵であれば、他の探偵が1週間かかる調査を5日で調査してくれるかもしれません。また、調査時間も短縮できる可能性があるでしょう。だからこそ、1社だけに絞って見積もりを依頼するのではなく、さまざまな探偵3社以上に見積もりを依頼することをおすすめします。
最近では見積もりを無料で出してくれる探偵社も増えているので、複数社に見積もり依頼して損することはありません。見積りを取った際は、料金比較だけでなく内容もしっかりと確認し、不明点や疑問点は必ず確認するようにしてくださいね。
ぼったくり探偵に浮気調査を依頼しないようにする
これまでにも何度か触れましたが、残念ながら探偵の中には危険で悪質なぼったくり探偵も存在します。見積もりの値段がどんなに低価格であっても、それで安心してはいけません。ぼったくり探偵に依頼してしまい、あれこれ理由をつけて調査時間や調査期間を延長されてしまったり、高額な追加費用を請求されてしまったりするケースも実際に起きています。
しかし、依頼する側も浮気調査を依頼するのが初めて、という場合がほとんどでしょうから、調査の時間や期間が最適なのか、本当に必要な経費なのか、容易に判断することはできないと思います。
ただし、ぼったくり探偵は見積りがわかりにくかったり、必要経費について質問してもはっきりと回答しなかったりと、何かしらひっかかる点があるはずです。料金を支払う依頼者側も正式契約する前に見積りの内容や追加料金などについて納得いくまで確認しておく必要があるでしょう。
そもそも依頼者はパートナーに浮気・不倫されている状況ですから、精神的に参っています。その状態でさらに不当な調査料金を請求されてしまった場合のダメージは計り知れませんよね。だからこそ、親身になってくれ、明確な料金設定を提示してくれる優良な探偵を見つけることがとても重要になるのです。
見積もり金額の安さだけで安易に決めてしまうと、ぼったくりをするような悪徳な探偵・興信所だったということになりかねません。ですから、よく話を聞いてみて慎重に判断することが大切なのです。探偵業の届け出番号の有無もしっかりと確認してくださいね。
浮気調査をする目的を明確にする
浮気調査の費用を抑えるために大切になってくるのが、浮気調査の目的を明確にしておくことです。人それぞれ、浮気調査によってパートナーの浮気や不倫が発覚した場合にどうするかは、さまざまだと思います。特に夫婦の場合は恋人同士とは違い、配偶者と別れる場合にもいろいろと手続きが必要になってくるので、よく考えておく必要があるでしょう。
浮気調査後にどうするかによって必要な証拠は異なる
例えば、浮気調査をすることで浮気や不倫をしているのかしていないのか、本当のことを知りたいという場合と、離婚請求や慰謝料請求をしたいという場合では、必要となる浮気の証拠が異なってくるでしょう。
もし浮気・不倫の事実が確認できたあと、婚約破棄や離婚請求、慰謝料請求をする前提で浮気調査を依頼する場合は、法的に拘束力を持つ証拠が必要になってきます。どんな証拠が必要になるかというと、「ラブホテルに2人で出入りしている」「浮気相手の自宅に入っていく」「セックスをしている」など不貞行為を行っている証拠となる写真や動画です。そうなると、当然浮気調査の難易度は上がると考えてよいでしょう。
また、浮気の証拠を得ることで離婚を拒否したい場合であっても、法律的に離婚を阻止して欲しいのか、夫や妻の気持ちに訴えかけることで離婚の考えを改めて欲しいのかによって、必要な証拠が異なり、浮気調査の難易度も変わってきます。
もし、浮気の真実を知りたいだけなのに、法律的に通用するレベルの高い証拠写真が欲しいと依頼すると、調査日数もかかりますし、場合によっては調査員の人数が増えたり、1日あたりの調査時間も増えたりする可能性があり、調査にかかる料金も高額になることが予想されます。
ですから浮気調査の費用を安く抑えるためには、浮気調査の目的を明確にすること、そして最初の段階で探偵にしっかり相談することが重要なのです。これは、調査費用を抑えるだけでなく自分の要望通りの証拠を得ることにもつながってくるのです。
浮気調査後に慰謝料請求を考えている場合のアドバイス
もし、あなたが浮気調査によって夫や妻の不倫が判明した場合、離婚だけでなく慰謝料請求を考えている場合は、依頼する探偵社選びについて特に慎重になる必要があるのです。
実は、どれだけ的確な証拠が集められるかによって、慰謝料の金額が変わってくることもあります。不貞行為が明確にわかる証拠があるのと、不鮮明な証拠だけというのでは、慰謝料が変わっても仕方がないかもしれませんよね。
もちろん、証拠写真だけでなく調査報告書の品質も慰謝料などに関わってくる可能性があるので、証拠を得られる調査力に加えて質の高い調査報告書を作成してくれる探偵社にこだわって選ぶ必要があるでしょう。
もちろん、パートナーへの慰謝料請求だけでなく浮気相手への慰謝料請求を考えている場合も同じことが言えるでしょう。考え方によっては、調査力の優れた探偵に浮気調査を依頼して確実な証拠を得ることができるのであれば探偵の調査費用もカバーすることができるのではないでしょうか。
浮気調査の対象者に関する情報を細かく伝える
浮気調査や不倫調査を行う探偵は、浮気調査の対象者を知っているわけではありませんから、あらかじめ夫や妻、彼氏や彼女の特徴や行動パターンなどを事細かに伝えておくことが大切です。
基本的情報
氏名、生年月日、国籍、住所、電話番号、血液型
見た目の情報
身長、体重、髪型、メガネの有無、足のサイズ、体格の印象(ガッチリ、ぽっちゃりなど)、肌の色、服装(好んで着る色味やよく身につけるアイテムなど)
その他の情報
勤務先の住所、勤務時間、残業や出張の有無、趣味、車の種類や色、車のナンバー、携帯電話の種類や色(スマホ、ガラケーなど)
行動パターン
最寄り駅、会社の最寄り駅、通勤に使う駅、電車に乗る位置、よく足を運ぶ地域や店、口癖
こういった情報以外にも、伝えられるあらゆる情報があれば全て調査員に伝えておきましょう。もちろん、あらかじめ鮮明な顔写真と全身の写真も渡しておく必要があります。そうすることで調査員が浮気調査をするときにターゲットを素早く特定できる可能性が高まりますから、調査時間の短縮につながり、結果的に調査料金を抑えることができるのです。
また、浮気・不倫の気配を感じた時点から、どんな変化があったかも明確にしておくことをおすすめします。例えば、以前はほとんど残業がなかったのに最近は週1回で遅く帰宅している、休日出勤が頻繁になった、などの情報は浮気調査にかなり役立ちます。
もっと!浮気調査の費用を安くする方法
浮気調査の費用を安く抑えるためのコツをご紹介しましたが、さらに料金を安くできる可能性のある方法をご紹介したいと思います。ただし、ご紹介する全ての方法をやらなければいけないというわけではありません。もしわからないことがあれば、最初に無料相談を行っている探偵の相談窓口に相談してみて、どんな情報が必要か聞いてみるというのもありでしょう。
浮気調査対象者の交通・移動手段を詳しく伝える
浮気調査・不倫調査の大部分を占めるのが尾行による調査です。したがって、調査対象者がどんな移動手段を使っているかによって浮気調査の計画も変わってきます。普段、電車を利用しているのか、バスなのか、車なのか、バイクなのか、もし電車やバスの場合には路線や乗車時間も探偵に伝えておきましょう。
- 出勤時の移動手段
- 休日に出かける際の移動手段
- バイクや自転車を使用するかどうか
- バスや電車を使用するかどうか
- 浮気が疑われる日の移動手段
- タクシーの利用頻度
- いつも車やバイクを停めている駐車場
例えば調査対象者が免許を持っていなかったり、普段、バイクや車に乗る習慣がなかったりすれば、探偵もそのような移動手段を使うことは考慮しなくても良くなります。また、頻繁にタクシーを利用する傾向があるのか、基本的にタクシーは利用せずに電車やバスを利用するのかなどの情報も、探偵が浮気調査を行うにあたってとても役に立つでしょう。
人によって移動手段はさまざまですが、あらかじめ浮気調査対象者の移動手段を知っておくことは、非常に重要なことなのです。これを把握していないと、対象者が移動手段を急に変更したときなどに探偵が対応できないこともあるかもしれません。尾行している途中で調査対象者を見失ってしまえば、その日の調査は失敗に終わります。
その日の浮気調査が失敗してしまうと、当然、1日分の浮気調査料金が無駄になってしまい、場合によっては浮気調査日の追加によって費用がかさむ可能性もあるのです。浮気調査はそう簡単なものではありませんから、できるだけ失敗を避けるためにありとあらゆることを予想しておかなければならないのです。
浮気調査を開始する場所に見当をつけておく
浮気調査や不倫調査の場合、メインとなるのが尾行調査です。ですから、ここから調査してほしい、という場所があれば探偵にしっかりと伝えておきましょう。
浮気調査対象者の自宅や勤務先の住所だけでなく、もし浮気相手の自宅や勤務先の住所があれば併せて伝えておくことをおすすめします。もちろん、対象者と浮気相手が落ちあうと考えられるカフェやバーなどが分かっている場合には、店名だけでなく具体的な住所を伝えておくと浮気調査にかなり役立ちます。
もし浮気相手が同じ会社の人だとわかっている場合は、退社後を狙って調査するのがいいでしょうし、不倫・浮気の相手の家がわかっている場合は、そこが浮気現場になる可能性が高いでしょう。例えば退社時の張り込みをしてもらうとき、会社が大きなビルに入っている場合は入り口がいくつもあることがほとんどですから、あらかじめどの出口をいつも使っているかを把握しておく必要もあります。
そういったことがわかっていないと、張り込みが無駄になる可能性もありますし、場合によっては張り込みの人数を増やさなくてはならなかったり、事実を突き止めるまでに多くの日数がかかったりするでしょう。
浮気調査を開始する場所にある程度の見当がついていれば、調査が長引くのを防止できるので、結果的に浮気調査費用を安くできる可能性があるのです。
浮気しそうな日時を予想しておく
さらに、もし対象者が浮気をすると考えられる日時が予想できるのであれば、しっかりと探偵に伝えておきましょう。調査日を絞り込めるかどうかは、浮気調査の費用を安く抑えるための重要なポイントとなります。
パートナーがいつ浮気をするかわからなければ、「1週間」「10日間」「2週間」と、ある程度まとまった日数の浮気調査を依頼する必要があるでしょう。しかし、日時や曜日などがわかっているのであれば、その日に浮気調査を依頼すればいいので費用を抑えることができるのです。
なかなか難しいかもしれませんが、パートナーが浮気しそうな日時は普段のパートナーの行動を観察することで絞り込めるのではないでしょうか。例えば「週に2~3回、決まって金曜日の帰りが遅い」「毎週火曜日に残業が入る」など、明らかに浮気をしていそうな曜日がわかることもあるでしょう。
もうひとつの方法として、カマをかけるのもいいかもしれません。カマをかけて「友達と食事に行くから帰宅が遅くなる」「実家に泊まってくる」と事前にあなたがの帰宅が遅くなることや帰宅しないことを伝えておけば、その日に浮気する可能性が高まるかもしれませんよね。
浮気調査員に浮気しそうな日時を伝えておくことは費用を安く抑えられるだけでなく、調査の成功率アップにもつながる重要な方法なのです。
自分も浮気調査に協力する
もし可能であれば、あなた自身も浮気調査に協力することをおすすめします。もちろん尾行や張り込みをするのは探偵ですが、あなたができる範囲内で浮気調査に協力することで、よりスムーズな浮気調査が行え、結果的に浮気調査の費用を安くできるかもしれないのです。
繰り返しますが、「あなたのできる範囲内」というのが重要です。もし、浮気調査の対象者に顔が知られているあなたが尾行や張り込みをしてしまえば、簡単にバレてしまうことでしょう。難易度が高い浮気調査方法に素人が手を出した場合、かなりの確率で失敗してしまうので無理をしてはいけません。
しかも、誰でもできるような比較的難易度が低い浮気調査で得た証拠は、証拠能力の面で考えるとレベルが低く、法的な場面で使うことができないことも多いので、あくまでも自分で浮気調査をする場合には探偵の浮気調査の手助けになる程度に考えておくと良いかもしれませんね。
では具体的にどんなことができるのでしょうか?以下に詳しくご紹介していきますので、できそうなものがあれば試してみてくださいね。
財布やポケット、鞄の中身を調べる
コンビニ、スーパー、デパート、飲食店など、さまざまなところで必ずといっていいほどもらうレシートは、財布やポケット、鞄などに何気なく突っ込みがちだと思います。実はこのレシートに、浮気の証拠が残っているケースも多いのです。
例えば、あなたのご主人の財布から、お酒やおつまみと一緒に普段食べないスイーツを購入したレシートが出てきたらどうでしょう。浮気相手の女性の分かもしれないと、誰でも想像してしまいますよね。
他にもカップル向きのレストランでの食事や異性へのプレゼントと思われる買い物などが記録されたレシートはかなり怪しいと思います。特に飲食店のレシートなら、注文したものだけでなく入店人数まで記載されますから、浮気が怪しいかどうかが簡単に判断できることでしょう。コンビニのレシートにコンドームの記載があれば浮気していることは疑いようもありません。
また、自宅や会社とは離れた場所にあるコンビニなどのレシートが複数枚入っているという場合は、その近くに浮気相手の自宅がある可能性も大きいでしょう。こういったケースなら、浮気相手の自宅で会っていることが考えられるので、浮気調査の場所を絞ることができますね。そうなると、浮気調査の日数などが少なくて済む可能性もあるので浮気調査の費用を安くできるかもしれないのです。
レシート以外にもお店のポイントカードやショップカード、名刺などについてもしっかりチェックしてみましょう。
車内やカーナビの履歴を調べる
普段から車をよく利用する人なら、浮気相手と会うときも車を利用する確率は高いでしょう。浮気相手や不倫相手を車に乗せた場合、その証拠が車内に残る可能性は十分あります。財布やポケットなどと同じように、レシートが見つかることもあるでしょう。実際、車のごみ箱やダッシュボードから浮気の証拠が見つかるケースもたくさんあるのです。
また、あなたや家族以外の髪の毛が落ちていれば、浮気相手の髪の長さや髪の色を把握するヒントになるかもしれません。
さらに、カーナビの種類によっては走行履歴をチェックすることができますから、浮気相手とどこに行ったのか調べることもできるでしょう。どこに行っているかという情報は、浮気調査にかなり役立つはずです。
クレジットカードの明細を確認する
結婚している夫婦なら、夫や妻のクレジットカードの明細を確認するのはそう難しくないかもしれませんね。特にあなたが家計管理をしている立場であれば、容易にチェックできるのではないでしょうか。クレジットカードの明細はレシート同様にパートナーの行動が表れていることが多いのです。
チェックしてみるとラブホテルを利用したような記録が残っているかもしれません。これは浮気の証拠と考えていいですよね。ただ、ラブホテルの場合はホテルの名前ではなく運営会社の名前が記録されているはずですから、聞き慣れない会社名で8,000~15,000万円程度が請求されているのであれば、会社名を調べてみるといいでしょう。何度も利用しているホテルであれば浮気調査の際に調査対象者がまた利用する可能性があるのでしょう。
このようにして、対象者の行動をある程度絞ることができれば、実際に浮気調査もかなりやりやすくなり、必然的に費用も安くできるのです。
インターネットの閲覧履歴・検索履歴を調べる
今はあらゆることがインターネットで検索できる時代ですから、あなたのパートナーが浮気相手・不倫相手とのデート先を調べた履歴が残っている可能性があります。
パートナーが浮気をしそうな日の直前にデートスポットやレストランを検索した履歴が残っていれば、浮気相手とそこに行くことも考えられます。
スマホや携帯電話をチェックする
これは少々難易度が高くなりますが、浮気の情報や証拠がたっぷり詰まっているアイテムと言えばスマホや携帯ですよね。スマホや携帯電話の通話履歴やメールの内容をチェックすることで、浮気調査がやりやすくなることも多々あるのです。
特にメールの内容からは「浮気相手の名前」「調査対象者と浮気相手の関係性」「浮気相手といつも行く店」「デートした場所」「利用したラブホテル」「次回の約束」「浮気相手と会う頻度」などさまざまな情報が得られます。
こういった情報を事前に探偵に伝えておくことができれば、効率良く浮気調査ができますから費用も抑えることができるのではないでしょうか。
SNSのやりとりを調べる
SNSのやりとりもメール同様、さまざまなことがわかります。メッセージのやりとりだけでなく、毎回パートナーの投稿に「いいね!」をし、コメントを入れている人が浮気相手ということはよくあることです。
さらに、浮気相手と思われる人物が投稿した写真やコメントから浮気調査の対象者と浮気相手がよく行く場所などが判明することもあるのです。
浮気調査アプリを利用する
さらに難易度が上がりますが、もし可能であれば浮気調査アプリと呼ばれるスマ―トフォン向けのアプリケーションを利用するのも良いでしょう。
現在、浮気調査アプリと言われるものにはさまざまな種類がありますが、基本的にGPS機能によって位置情報や経路がチェックできたり、パートナーが登録している人の情報をチェックできたりします。また、パートナーのメールをチェックできる機能やカメラ機能を強制的に起動する機能などを搭載しているアプリもあるので、浮気相手や浮気をしている日時、場所が判明する可能性もあるでしょう。
ただし、浮気調査アプリはもともとスマホの紛失や盗難時のために開発されたアプリで、浮気調査対象者のスマホにインストールしなくてはならないので、バレる可能性も高めです。中にはホーム画面のアプリ一覧から消すことができるアプリもありますが、完全に持ち主にバレないようにすることはできませんから、危険性が伴うという点を覚悟したうえで利用するようにしてください。
GPSを利用する
GPSを利用してパートナーがどんな行動を取っているか確認しておくというのも、浮気調査には十分に役立ちます。最近では市販のGPSもたくさん種類がありますし、レンタルで借りることもできて便利です。
GPSをレンタルする場合であっても数万円のコストがかかってしまいますが、浮気調査の対象者が浮気相手とどこに行っているのかを絞り込むことができるので、探偵も浮気調査をする場所を判断しやすくなるでしょう。
ただし安いだけで探偵を選ぶと失敗する
ここまでは、浮気調査の費用を抑える方法やコツについてご紹介してきましたが、浮気調査を依頼する際の大前提として、調査力に優れた実績ある探偵に依頼する必要があることを忘れてはけません。
優良探偵社に依頼しないことには、浮気の事実を突き止めることも、精度の高い証拠を得ることもできません。いくら格安だといっても調査が失敗してしまえば元も子もありませんね。ですから料金だけに目を向けるのではなく、調査力についても十分に検討し慎重に判断しなければなりません。
記事の最初に、探偵に浮気調査を依頼したときの費用の相場は、調査員2名で1時間あたり15,000~20,000円とお話ししましたが、この相場をかなり下回る格安な金額を提示する探偵事務所や興信所は避けておいた方が無難でしょう。考えていただきたいのは「なぜ低料金で浮気調査ができるのか?」という点です。もちろん、採算を度外視して調査してくれている親切な探偵社であれば問題ないのでしょうが、そんな業者があるとは考えにくいですよね。
調査員の人数が少ない
通常、浮気調査は2人体制で行われることがほとんどです。これは1人の探偵が途中で対象者を見失った場合でも、もう1人の探偵が浮気調査を続行できるメリットや、お店に入る際に2人の方が自然に見えるというメリットなどがあるためですが、格安探偵社の中には調査員1名で調査するようなところもあります。
通常2名体制のところ1名で調査するのですから人件費の金額を考えれば単純に半額になりますよね。浮気調査の費用も安くなるのは当たり前の話です。
そのほかにも、契約時に話し合った調査時間を下回る少ない時間しか調査員が稼働しないようなケースもあります。こういった探偵事務所は調査の質を落としてそのぶん料金を安くしているだけなので、結局、浮気の証拠が取れない可能性もあるのです。
調査員の人件費が安い
調査力のある優秀な探偵であれば、専門的な知識や技術を習得していますし、ある程度経験を積んでいますから、調査にかかる費用もそれ相応になるでしょう。しかし、格安探偵社の中には、アルバイトや調査歴の浅い初心者など、人件費が安い調査員を使っているところもある
のです。
確かにそれなら料金を抑えることができるかもしれませんが、あなたが望んでいる証拠を取ってくれるのかというと、なかなか難しいのではないでしょうか。
しかしながら、料金が高いからいいとも限らないのが、探偵社選びの難しいところ。残念ですが探偵事務所の調査力は、調査料金に比例することはありません。探偵事務所も商売ですから集客するために広告を出していることがほとんどですし、一定数の調査員を確保しておくのにも費用がかかります。各社がそれらの要素を踏まえて浮気調査の費用を設定していますので、「浮気調査の費用が高い=調査力が高い」と考えてはいけません。
だからこそ複数の探偵事務所から見積もりを取り、最終的にあなたが納得できる探偵事務所を決定することをおすすめします。
調査実績が少ない
探偵に必要な資質や技能はありますが、はっきり言って特別な資格が必要なわけではありません。ですから、極端な話、つい先日まで全く別の職業に就いていた人が届出を出して探偵事務所を開業し、探偵として仕事を受けることもできるのです。
さすがにそこまでのど素人探偵が大勢いるということはないでしょうが、中には大して経験や実績がないのに探偵を名乗っている人もいるはずです。そういった人は実績がない分、依頼者が満足いく調査ができないので、とにかく格安で仕事を受注して数をこなして稼ごうとします。
そんな探偵にあなたは調査依頼したくないですよね?格安探偵の中には、少なからずこのような実績が乏しい探偵もいるので、注意しなくてはいけません。大手探偵社であれば、教育制度や研修制度が整っているでしょうから、その点は安心なのかもしれませんね。
探偵事務所の規模が小さい
どちらかと言うと、調査費用を安く設定している探偵事務所には、個人経営など小規模の探偵事務所が多い傾向です。確かに大手探偵事務所となると、所属する社員の人数が多く、事務所も大きな構えになりますし、全国各地に支店があればその分だけ経費がかかることになります。それを運営していくためには、それなりに広告費もかけなくてはならないでしょう。そうなると、安価で調査依頼を受けることは現実的に厳しくなります。
「だったら小規模な探偵にしておけばいいんじゃない?」と思ったかもしれません。しかし、小規模な探偵事務所は最新の調査機器が揃っていない可能性や、大がかりな調査ができない可能性もありますし、急な調査依頼に対応できないことも少なくありません。そもそも料金体系が明確でなく、依頼時期によって料金が変動したり、案件ごとに料金が大幅に異なるようなこともあるようです。
また、日本全国にある探偵社のうち、ほとんどが小規模な探偵事務所で、大手の探偵事務所というのはそれほど多くありません。小規模な探偵事務所がすべて悪いということではありませんが、やはりトラブルが起きるケースは、小規模な探偵事務所の方が多いようです。小規模な探偵事務所は、悪徳探偵社と良心的な探偵社を見極めるのが難しいというデメリットがあるのです。
浮気調査の費用が高くなる要因
浮気調査の依頼内容や依頼するタイミング等によっては、調査費用が高くなってしまう可能性があります。そこで、一般的に浮気調査費用が高くなってしまう要因やその理由をまとめてみました。
浮気の手がかりがほとんどない
例えば、パートナーの浮気相手が会社の同僚だということがわかっている場合や、特定の曜日だけ帰宅が遅い場合など、浮気するタイミングが推測できていれば、怪しい日をピンポイントで調査できますし、1日あたりの調査時間も絞ることができるでしょう。しかし、浮気の手がかりが全くない状態であれば、いつ誰と浮気するかわかりませんから、浮気調査にも時間がかかると予想されます。
場合によっては1週間、2週間と浮気調査をしてもタイミングが悪く浮気相手と会わない可能性もありますから、その分の調査料金が無駄になってしまいます。基本的に調査時間に比例して調査料金は高くなりますから、全く手がかりのない状態だという場合はそれ相応に料金が上がると考えておきましょう。
もしあなたが浮気の手がかりがない状況なのであれば、先に探偵社に相談してみることをおすすめします。相談員が調査費用を抑えるためにあなたができることをアドバイスしてくれるかもしれません。また、実績ある探偵社であれば、過去の経験から、あなたのパートナーが浮気をする可能性が高い日を、絞り込んでくれる可能性もあるでしょう。相談無料の探偵社や見積り無料の探偵社もありますので、素人があれこれ考えるより、手っ取り早く相談してみてもいいのではないでしょうか。
遠方での調査
探偵社によって交通費や宿泊費が別途請求される場合があります。過去の事例では、探偵が浮気調査をしていたら、調査対象者がそのまま浮気相手と海外に行ったというケースもあります。そのようなとき、そのまま尾行を続けてほしいと希望すれば、その分の交通費や宿泊費が請求される可能性もあるでしょう。
ですから、パートナーの出張先や単身赴任先など、遠方での浮気調査を希望する人は、あらかじめ交通費や宿泊費がどのように請求されるのか確認しておいた方がいいと思います。
また、ご紹介した事例のように、調査中に調査対象者が遠くに行ってしまう可能性があるのであれば、そのまま調査を続けてもらうのか一旦調査をストップしてもらうのか、あらかじめ話し合っておいてもいいかもしれませんね。
調査の難易度が高く調査員が3人以上必要
通常、浮気調査の場合は調査員2人体制で行われることがほとんどです。しかし、例えば長時間にわたる調査であったり、混雑する観光地やテーマパーク内での調査であったりした場合、見逃してしまう可能性が高くなるため、大事をとって調査員の数を増やして調査をするケースもあるのです。
調査員1人の1時間あたりの調査料金を設定している探偵社も多いで、その場合は調査員が追加されるほど調査料金が高額になってきます。調査の難易度が高く、調査員が3人以上必要なケースほど料金が高くなってくるのは仕方のないこととも言えるでしょう。
イベントなど依頼が多いタイミング
クリスマスやバレンタインデーを浮気相手と過ごしたいと考える人は多いはずです。そうなると、そのタイミングで浮気調査を依頼する人も増えるため、そういったイベントの前後は探偵も忙しくなってきます。
依頼が集中する時期は調査員もハードスケジュールになるため、探偵事務所によっては調査料金を高めに設定することもあるのです。
もし心配なら、大手探偵事務所に依頼することをおすすめします。大手探偵事務所はたくさんの調査員が所属していますし、料金についても基本的に季節変動がありません。「1時間当たり〇円」「15時間の調査で〇円」と、費用が最初から固定されているので、依頼する時期によって費用が変動することもないでしょう。
浮気調査費用の支払方法
浮気調査の依頼を考えている人のうち、実際にどうやって費用を支払えばいいかわからないという人もいると思いますので、支払い方法についてご紹介していきますね。ぜひ参考にしてみてください。
前払い
探偵事務所によって支払い方法もさまざまですが、料金全額前払いになるところもあります。
前払いを採用している全ての探偵事務所に該当することでは決してありませんが、悪徳探偵社の場合、原則、現金一括前払いというところが多く、支払い方法の詳しい説明もなく、とにかく契約を急がせるような傾向にあるので、少しでも不安が残る場合は一度話を持ち帰るようにしてくださいね。
後払い
後払いに応じてくれる探偵事務所もあります。成功報酬型の探偵事務所の中にも、調査前の着手金の支払いが不要で初期費用0円、完全後払いというところもありますので、先に確認しておくことをおすすめします。
分割払い
浮気調査の費用の何%を着手金という形で支払い、残りを浮気調査終了時に支払うパターンもあります。成功報酬制のように手金金を支払ってから浮気調査をしてもらい、調査が成功した場合のみ報酬金を支払うという形をとっているところもあるのです。
また、クレジットカードの分割払いに対応している探偵事務所も多いので、カード希望であれば先に確認しておきましょう。
浮気調査費用の料金見積り事例
ここからは、過去の浮気調査の実例を参考に、具体的に浮気調査にはどれくらいの費用がかかるかを見ていきたいと思います。もし、ご紹介する事例の中にあなたの状況と似ているものがあれば、参考にしてもいいですね。
ただし、依頼する探偵事務所や依頼の詳細内容によって浮気調査の費用は大きく変わってくるため、最終的には自分の状況を細かく探偵に伝えて見積もりを出してもらうことをおすすめします。
浮気調査費用の料金見積り事例一覧 | |
---|---|
妻の浮気を疑うAさん | 405,000円 |
単身赴任中に浮気されたBさん | 334,000円 |
夫に2度目の浮気をされたCさん | 228,000円 |
夫の浮気を反省させたいDさん | 286,500円 |
妻の浮気を疑うAさんの料金見積り事例
Aさん(40代)は、正社員として働いている妻の帰宅時間が3ヶ月前から明らかに遅くなっていることから、浮気を疑うようになりました。しかし自分では決定的な証拠を見つけることができなかったため探偵事務所に浮気調査を依頼し、1日あたり5時間の調査を5日間行うことで妻の浮気の現場を撮影することができました。
浮気調査をする目的
浮気を反省し浮気相手と別れて欲しい。離婚はしたくない。
把握できていること
- 浮気をしている可能性のある曜日
その他の情報
- Aさん自身は仕事が忙しく、妻の行動を監視することができない
- 事前にわかっている情報がかなり少ない
- 妻は会社員ということもあり多少自由になるお金を持っている
調査員:2名
浮気調査の費用(経費含):405,000円
単身赴任中に浮気されたBさんの料金見積り事例
Bさん(30代)は、1年間、単身赴任で家を空けている夫のSNSで、夫が見覚えのない女性と飲んでいる写真や、女性からの親密そうなコメントを見つけました。遠方にいる夫の状況を確認することは簡単ではなかったため、探偵社に調査依頼。1日5時間の調査を3日間続けてもらい、単身赴任先で出会った女性と浮気していることが判明しました。
浮気調査をする目的
浮気をしているなら慰謝料請求をして離婚したい。
把握できていること
- 浮気相手と思われる女性の名前と勤務先
- 浮気相手と思われる女性の顔
その他の情報
- 単身赴任先は自宅から新幹線でも5時間以上かかる地域
- 夫が離婚を拒否する可能性がある
調査員:2名
浮気調査の費用(経費含):334,000円
夫に2度目の浮気をされたCさんの料金見積り事例
4年ほど前にも夫に浮気されたことのあるCさん(30代)は、夫の財布に入っていたレシートから夫が女性と2人で会っていることを疑いました。前回の浮気の際に二度と浮気はしないと反省していましたが、Cさんは夫に対して「次に浮気したら離婚する」と伝えていてその気持ちに変わりはありません。結局、1日4時間、4日間の探偵の浮気調査によって夫の浮気がわかり離婚することになりました。
浮気調査をする目的
浮気をしているなら夫と浮気相手に慰謝料請求し離婚したい。
把握できていること
- 浮気相手の自宅の大まかな場所
- 浮気相手と会うときは恐らく車を利用している
- 浮気相手と週末に会っている
その他の情報
- 1回目の浮気の際に調査依頼した探偵が調査失敗した
- Cさんがスマホを見たことが夫に知られ用心深くなっている
- 夫が離婚を拒否する可能性が高い
調査員:2名
浮気調査の費用(経費含):228,000円
夫の浮気を反省させたいDさんの料金見積り事例
Dさん(40歳)の夫はもともと会社内でも残業が少ない部署で働いていましたが、ここ数ヶ月、急に残業が入ることや古い友人と会うと言って出かけることが多くなり、Dさんの女の勘が働きました。クレジットカードの利用頻度が多くなったこと、スマホを持ち歩くようになったことも疑いを強くしました。Dさんは疑いを晴らしたくて探偵に浮気調査を依頼し、1日6時間3日間の調査で夫が昔の彼女とW不倫していることを突き止めました。
浮気調査をする目的
子供のことも考えて浮気相手ときっぱり別れ夫婦関係を修復したい。
把握できていること
- 浮気をしている可能性のある曜日
- 浮気相手と週末に会っている
- 浮気に車やバイクは利用していない
その他の情報
- 浮気相手と別れるのであれば離婚も慰謝料請求もするつもりはない
調査員:2名
浮気調査の費用(経費含):286,500円
浮気調査力と費用で選ばれている探偵事務所
ここまで読んでみていかがだったでしょうか。これまでよくわかっていなかった探偵事務所の浮気調査の適正価格や調査料金を安く抑える方法について、わかっていただけましたか?
数ある探偵事務所の中には、悪質な業者も多くあり、近年トラブルの発生数も増えているといわれています。だからこそ、あらかじめ相場を知っておくことは重要なことであり、自己負担を最小限にするためには浮気調査の料金を安く抑えるコツを知っておくことは大切なのです。
依頼者側に立つと、どうしても先立つお金に目が行きがちですが、最も重要なことはパートナーの浮気の証拠を確実に得ることです。浮気調査の値段を安く抑えることだけにこだわらず、十分な調査を行ってくれるのかどうかが探偵選びのポイントだということを忘れないようにしてください。
ここでは実績や調査力だけでなく適正な料金設定でたくさんの人に選ばれている探偵事務所を紹介します。当社は国内にある500社近い探偵事務所を紹介していますが、そのうち自信を持って紹介できる探偵事務所はそんなに多くありません。しかし、ご紹介する3社は全国500社近い探偵事務所を紹介している当社が自信を持っておすすめする優良探偵事務所です。
無理に浮気調査の契約をすすめるようなこともしませんから、安心して相談できると思います。無料相談や無料見積り依頼をしてみてから、実際に浮気調査を依頼するかどうか検討してみるといいかもしれませんね。一人で問題を抱え込んでも辛くなる一方です。浮気や不倫が深刻化する前に、何かしらの手を打つことをおすすめします。
成功報酬のHAL探偵社
HAL探偵社はメディア露出も多く、今、人気を集めている探偵事務所のひとつです。HAL探偵社の大きな特徴は何といっても成功報酬型で完全後払い制の料金体系ではないでしょうか。初期費用0円なうえ、見積り金額が浮気調査後に変わることもないので、依頼者側も安心して相談することができます。公式サイトにある匿名OKの浮気診断シミュレーターも無料で利用できるので、ぜひ一度試してみるといいですよ。
調査力の原一探偵事務所
調査実績42年、解決実績8万件以上と国内の探偵事務所の中でもトップクラスの実績を持つのが原一探偵事務所です。インターネットの口コミでも高評価を得る原一探偵事務所は、とにかく調査力の高さに定評があります。調査報告書の品質、提携弁護士の紹介など、どこをとっても申し分ありませんから、浮気調査を考えたら一度は相談してほしい探偵事務所と言えるでしょう。もちろん見積りも無料で出してもらえます。
比較の街角探偵相談所
探偵に個別相談するなら上記2社がおすすめですが、もっと比較したい場合は併せてこちらの街角探偵相談所を利用してみてくださいね。街角探偵相談所は簡単に複数社から見積りがとれる探偵コンシェルジュサービスですが、専属アドバイザー1人とのやりとりですから面倒なことを全て省けて便利です。利用料金ゼロ円なのに定価の20~40%OFFの料金で見積りを出してもらえるのも利点で、すでに月間利用者数2,000人を越す人気です。