2015/06/29更新
浮気が原因で離婚!慰謝料の相場はいくら位が妥当なの?
配偶者が浮気をした時に、相場の慰謝料を知っておくと、離婚を考えた時に離婚準備により少しでも慰謝料の金額を高くする事にとても有利です。何も考えずにとにかく離婚だ!となってしまうと、後から本当はもっと慰謝料を貰えてたのに・・・とかなり損をした気分になってしいます。
目次
離婚の慰謝料の相場
浮気を見つけて離婚する場合、そこで慰謝料が発生しますがそもそも慰謝料は相手が浮気していただけでは貰えない可能性があります。そもそも無職の人が浮気をしても、慰謝料を払える可能性がありませんよね。そこで慰謝料の基準になってくるのは・・・
- 相手の収入
- 離婚の原因
- 婚姻期間
です。
もちろん収入の多い人はそれなりに金額が大きくなりますし、収入がない人は下手をすると全く慰謝料が取れないという場合も出てきます。そんな相手と結婚した自分が悪い。という事なのでしょうか・・・。しかし現実的に見ても、全く収入がない人からはお金は取れませんからしょうがないのかもしれませんね。
離婚の原因が浮気
離婚の原因が浮気であれば、もちろん浮気した方が有責になります。しかしこれも証拠を持っていないと、相手が浮気したといくら口で言っても証拠がない事にはそれを証明できません。なので探偵に頼んで、まずは浮気の証拠を手に入れる事がまずは1番初めにする事です。もちろん、浮気相手からも慰謝料を貰おうと思うなら相手にも使えます。後々腹立たしい思いだけが残ってしまうので、浮気相手にも請求する事がお勧めです。後で浮気相手からも慰謝料を貰っておけば良かった等と思っても、浮気には時効がありますので注意しましょう。
そうなってしまうと、うちはあの人との浮気で離婚してこんなに苦しい思いをしているのに、向こうは全く違う人と結婚して人の家の家庭を壊した事をなかった事にしている・・・という腹立たしさもなくなります。それに相手に慰謝料を請求する事によって、これから結婚しようとする時に相手の親が少しでも調べたりするとその度に浮気して慰謝料を請求された事が出てきます。許せない気持ちは素直に出した方が得策です。
浮気相手と浮気をしたパートナーの慰謝料
これは全く同じ金額を請求する事が出来ます。
同罪ですから、同じ金額になるのですがもちろんひとりひとりの経済状況等は配慮されますが、浮気相手が既婚者だと知らなかった場合等は全く取れません。逆に浮気相手に独身と嘘を言って浮気していると、あなたのパートナーに浮気相手が慰謝料を請求出来ます。
精神的苦痛
浮気はもちろん精神的苦痛を伴います。それが原因で鬱病、不眠症、ノイローゼ、心身症になった場合はその診断書ももちろん一緒に提出しましょう。そして浮気を問い詰めたら暴言を吐いた・暴力を振るったなどの場合もしっかりと診断書やビデオ・録音などで証拠を取っておきましょ。精神的苦痛はかなり根深いので、後々慰謝料をもっと貰っておけば良かった。等と辛い気持ちや身体に無理をして働く事を考えると、増額を狙った方がいいでしょう。
慰謝料の相場
普通に考えて、浮気だけの慰謝料の相場は100万から500万位です。もちろん普通に仕事している人が婚姻期間に浮気が原因で離婚に至った場合です。しかし例えば親から援助されていたお金、不動産等は生前贈与になるのでここには入りません。相手が収入の中から出せる分で計算されるのです。もちろん婚姻期間も長い方が貰えます。結婚してすぐに浮気が原因で離婚となると、あまり金額が取れないのです。
結婚していて浮気なんで許せない出来事ですから、思う存分しっかりと慰謝料をもらう事をお勧めします。これからの残りの人生をより幸せに生きていくには、やはりお金はないよりもあったほうがいいですからね!これ以上苦労しなくていいんですよ。