2016/08/19更新
浮気妻がセックス拒否!セックスレスは離婚理由になる?
夫婦がセックスレスになる理由
セックスレスの夫婦が増えていることが、日本ではちょっとした社会問題にもなっていますよね。病気など特別な理由がないにも関わらず、1年以上セックスしていない夫婦が3割以上いるというデータがある程、セックスレス夫婦が増えているようです。セックスレスになる理由はさまざまですが、出産後にお互い異性として見られなくなったり、育児や仕事による疲労、加齢による体力の衰え、セックスが面倒くさくなったなど、セックスに対する消極的な姿勢が多く挙げられます。
でも、セックスレスの理由はそれだけではありません。セックス自体が嫌になったわけではないのに、パートナーがセックス拒否してしまうケースが「浮気」です。パートナー以外に異性として魅力を感じる相手ができてしまうと、その人と過ごすことで心身共に満たされてしまい、夫や妻に関心を持てなくなってしまうのです。特に女性(妻)は特定の相手がいる場合、その他の異性から触れられるのも嫌になってしまう傾向が強いので、夫に対してセックス拒否をする可能性が高まります。これは、夫婦関係に大きな溝を作りかねない深刻な問題です。
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セックス拒否が離婚理由になる法律的根拠は?
結婚前や新婚当時は性交渉があったのに、次第に妻からセックス拒否されるようになり、セックスレスが当たり前に。そんな時、夫であるあなたはどうしますか?思い当たる理由もないまま、あまりに長い期間セックス拒否されてしまうと、夫としても男としても否定された気持ちになってしまいますよね。このままだと「離婚」も頭をよぎってしまいませんか?
セックスの捉え方は人それぞれですが、一方が求めているのに一方が拒否し続けるという状態は、最終的に離婚理由にもなり得ます。法律的には、夫婦間に長期間性交渉が無いケースは、民法770条1項5号において「婚姻を継続しがたい重大な事由」にあたるものと考えられています。実際の裁判でも、配偶者とのセックスを拒否し続けた結果、別居に至ったケースなど、セックスレスを離婚理由として認定している事例も多々あります。つまり、日本の法律においてはセックスを婚姻関係の基本的で重要な事項と考えていることを意味しています。
ただし、妻がセックス拒否をする理由が夫のDVやモラハラが原因となると別問題になりますし、拒否されたのが1、2回程度などでは婚姻関係の破綻にはなりません。
浮気妻の素行はプロに調査してもらおう
前述したように、妻が夫とセックスしたがらない理由には「浮気」もあります。浮気妻が夫とのセックス拒否をするのは自然な流れかもしれませんが、夫からしたら耐えられない仕打ちです。そんな浮気妻との離婚を念頭に考えるならば、まずは決定打ともなる浮気の証拠をつかむことが効果的。裁判の資料として提出できるレベルの証拠を集めるには、素人であるあなたが妻にバレることなく、決定的な証拠を取るのはあまり現実的ではありません。なるべく浮気調査のプロである探偵の力を借りるのが無難です。妻の素行が気になる人は、電話やメールによる探偵の無料相談を利用してみましょう。
妻が浮気相手との関係を解消して夫も妻を許せたものの、その後セックスレスに陥ってしまったというケースもあります。浮気妻にとって、一度気持ちが離れてしまった夫はもはや性の対象ではなくなってしまい、罪悪感や義務感から夫婦生活を続けているといったケースです。このような場合も、セックスレスの期間などによっては離婚理由になり得ます。
せっかく浮気問題が解決しても、健全な夫婦関係が続けられないのは辛いことですよね。“たかがセックス”と思われるのではないか、と不安な方もいると思いますが、夫婦にとってはないがしろにできない事柄です。離婚を避けたいなら、最悪の事態を招く前にお互いの気持ちをよく話し合うことも大切です。