2016/10/14更新
彼氏や旦那に浮気された後の対応
浮気されたいと思っている人なんていませんが、世の中に浮気をする男性がいる限り、浮気をされて傷つく女性が出るのは避けられないことですよね。もし、あなたがパートナーに浮気されたらどんな行動を取るでしょうか?
いずれにせよ、別れるのか?許して関係を続けるのか?自分の身の振り方を決める必要があるでしょう。人によっては仕返しをするという選択も、あるのかもしれませんね。
そこで今回は、パートナーに浮気されたときにどう対処すれば浮気された側のストレスを減らせるのか、どう対応するのがベストか、についてわかりやすくまとめました。
目次
- 1
浮気されたら人はこうなる
- 1.1 「浮気は間違いだ」と思い込もうとする
- 1.2 パニックになる
- 1.3 大きな悲しみに襲われる
- 1.4 怒りの感情を持つ
- 1.5 孤独感から落ち込む
- 1.6 自分の落ち度を探す
- 1.7 全てを受け入れて諦める
- 2
浮気されたら絶対「別れる」という人へ
- 2.1 別れを選択する心理
- 2.2 別れると決断したときの対処法
- 3
浮気されたら「仕返し」「復讐」したい人へ
- 3.1 仕返しする心理
- 3.2 仕返ししたいときはどうする?
- 3.3 こんな仕返しは絶対にNG!
- 4
浮気されたら結局「許す」という人へ
- 4.1 浮気を許すときの心理
- 4.2 浮気を許すと決めたときの対処法
- 5 浮気されたとき誰に相談する?
- 6 浮気されたときにやっておきたいこと
浮気されたら人はこうなる
まずは、一般的に浮気をされたとき女性がどうなるのかを見ていきたいと思います。過去に浮気をされた経験のある女性の話をもとに多くの人が陥る状況をまとめました。
「浮気は間違いだ」と思い込もうとする
信頼していた彼氏やご主人の浮気がわかったとき、まず多くの人は「これは何かの間違いだ」「私の勘違いかもしれない」と、何とか浮気の事実そのものを間違いだと思い込もうとするようです。
確かにその気持ち、わからなくないですよね。浮気が間違いであればそれに越したことはありません。でも、結局浮気の事実が本当だったときのショックの大きさというのは、計り知れないものでしょう。
パニックになる
いよいよ浮気の事実が本当となれば、誰でも大きなショックを受けることになります。直後は家事も仕事も手につかず、今後どうしていいか判断することもままなりません。自分のパートナーへの信頼度が高い人ほどそのショックは大きく、強い絶望感を抱くはずです。
大きな悲しみに襲われる
もう別れたい、もう離婚したい、という場合は別かもしれませんが、パートナーに浮気されたとしたら当然大きな悲しみに襲われることになります。
特にパートナーへの愛情が大きい人ほど、悲しみの度合いも大きくなるはず。何をしていても悲しみの感情が晴れることはなく、突然涙が出るというような不安定な状況に陥る女性も多いようです。
怒りの感情を持つ
少し時間が経つと今度はパートナーやその浮気相手に対して怒りの感情が沸々と溢れてくるでしょう。パートナーのせいで自分が苦しめられていること、パートナーの自分勝手な行動、あらゆることに対して怒りが沸いてくるはずです。
相手との関係が深いほど、また浮気を知ったときのショックが大きいほど怒りの度合いも大きく、怒りから「仕返」「復讐」を決意することすらあるのです。浮気相手の自宅に乗り込むような行動も、この怒りの感情によるものだと考えられます。
孤独感から落ち込む
パニック、悲しみ、怒りといった激しい感情を抱いてから少し時間が経過すると、今度は孤独感を抱き、落ち込むことになります。この「落ち込む」時期は少し前の激しい感情とは違い、ジワジワと侵食されるような失望感が続き、これがかなり厄介なのです。
仕事や家事といった日常生活にもやる気を失い、鬱々と過ごすことになるでしょう。場合によっては「こんなに悲しむくらいなら消えてしまいたい」と思ってしまう人もいるほどです。
辛いことは十分理解していますが、とにかくこの時期をできるだけ短くすることが大切です。この時期を乗り切らないことには立ち直ることができません。
自分の落ち度を探す
孤独感を感じながらも、浮気された女性は「自分にも悪いところがあったのでは?」「もっとこうしておけば良かったんじゃ…」と、自らの落ち度を探し、日頃のパートナーへの接し方について後悔するケースもあります。このとき、罪悪感や後悔の念が大きい人ほど、浮気を許して関係を継続する道を選ぶようですね。
全てを受け入れて諦める
少しずつ気持ちの整理ができて冷静さを取り戻してくると、ようやく現実を全て受け入れて諦めようと思いはじめます。浮気された事実に変わりはないのだから、これから前向きに生きていくために立ち直らなければ、と強く思うようになるのです。
ご紹介したように、彼氏や旦那に浮気された女性は、段階的に落ち着きを取り戻して立ち直る準備をします。もちろん、浮気された女性が全員、こういったプロセスを経て浮気から立ち直るというわけではないでしょうが、多くの女性はこうやって新たな出発地点に立つのです。
これを知らないと、もう一生恋愛はしたくない、自分は立ち直れるはずがない、という絶望的な気持ちになるでしょう。しかし、このプロセスを知っていれば、自分が今どのあたりにいるのかもわかるはずです。
自分の状態を把握することが、パートナーの浮気から立ち直るために役立ってくれるのではないでしょうか。
浮気されたら絶対「別れる」という人へ
ここからは、パートナーに浮気されたら絶対に別れる!という人がどう対処するのがベストなのかについて見ていきたいと思います。
別れを選択する心理
浮気されたという事実は曲げようもありません。例え浮気を許したとしても、完全に忘れることなんで不可能のですから、ふとしたタイミングで浮気されたことを思い出してしまうのは間違いありません。
彼氏が電話に出ない、旦那の帰りが遅い、その度に「浮気しているのかもしれない」と不安になってしまうでしょう。また、もし次に浮気をされたとしたら最初の浮気とは比較にならないくらい大きな失望感に襲われるはずです。
そういった将来の不安も含め、二度と嫌な思いをしたくないからと別れるという選択をする人もいるでしょう。
別れると決断したときの対処法
パートナーに浮気をされて別れる場合、自分の品位を保ったまま別れるのが最善でしょう。パニックになっている状態や、怒りが頂点に達している状態で別れを告げてしまうと、相手も「売り言葉に買い言葉」で争いが大きくなる可能性もあります。
相手が逆ギレしてしまえば、反省や罪の意識を抱く前にあなたに対して怒り、相手から別れを切り出されたような形になることもあるでしょう。これでは本末転倒ですよね。反対に、あなたが冷静になり別れを告げたとしたら、パートナーは浮気することの重大性を認識し、深く反省や後悔をするはずです。
あなたが別れると決めたのであれば、パートナーや浮気相手を傷つけることを考えるのではなく、自分を大切にし、浮気から立ち直り前向きに前進することに注力することをおすすめします。
浮気されたら「仕返し」「復讐」したい人へ
少々乱暴に思えますが、確かに信じていた彼氏や旦那に裏切られたのですから仕返ししてやりたいという気持ちも十分わかります。はっきりと言いますが、この方法はできれば避けておきましょう。
仕返しや復讐をしたところで、あなたの傷は癒えませんし、パートナーからは「こんな女だったのか」と思われてしまいます。もし仕返しをするなら、常識の範囲以内で行うこと、関係続行をする場合のみ、にしておくことをおすすめします。
仕返しする心理
彼氏や旦那に浮気された怒りから仕返ししたいと考えるのは、人間らしいと言えば人間らしいと思います。自分が受けたショックや悲しみと同等のことを相手に感じさせ、どれだけ自分が辛かったかを知らしめたいという感情から仕返しを考えてしまうようです。
仕返ししたいときはどうする?
先ほどもお話ししましたが、仕返しするなら常識の範囲内で行うようにしてください。以下の方法は許せる範囲かもしれません。
家事を放棄する
特に結婚している場合、浮気の仕返しとして旦那の分だけ料理をしない、洗濯をしない、といったことをするケースは多いようです。
中にはお弁当の中身を白米だけにする、嫌いなおかずしか入れない、といった可愛い仕返しをする人もいるようですが、こういった家事放棄の仕返しが度を過ぎるといずれ離婚に繋がるケースも少なくないので、そのリスクを理解しておく必要があるでしょう。
彼氏や旦那の身内にバラす
これも結婚している場合の仕返しになるでしょうが、義理の両親に旦那の浮気をバラす、報告する、という人もいるようです。しかし、相手の身内があなたの肩を持ってくれて旦那を叱責してくれるようならいいのですが、旦那側についてしまうような場合は、反対にあなたが責めらえてしまうこともあると頭に入れておきましょう。
お小遣いを減らす・外出を禁止する
浮気の仕返しとしてお小遣いを減らすケースや仕事以外の外出を禁止するケースも多いようです。そうなると男性は当然、自由が制限されてストレスが溜まりますが、だからといってその種をまいたのも自分ですから、どうすることもできませんね。
こんな仕返しは絶対にNG!
例えば、浮気相手の女性に対してイタズラ電話などの嫌がらせ行為をする、パートナーの職場に浮気したことをバラす、などの仕返しはいくら怒っているとはいえ絶対にやってはいけません。
もちろん、暴力行為もNGです。こういった仕返しは場合によってはあなたが罪に問われてしまうケースすらあり、あなたが悪者になってしまいます。時々「仕返しに私も浮気する」という女性がいますが、それであなたの心の傷は少しも回復しませんし、パートナーとの関係性も悪化の一途を辿るでしょう。
浮気されたら結局「許す」という人へ
浮気が初回だった場合、あなたの愛情が大きい場合、パートナーが深く反省している場合などは浮気を水に流し許すという人もいるでしょう。夫婦の場合はお子さんが離婚の歯止めになってくれるケースも多くあるはずです。
浮気を許すときの心理
浮気発覚の時点では許せないと思っていても、少し時間をおき冷静に事態を考えてパートナーを許すという人は、パートナーとの関係を修復することで得られるメリットが大きいと考えています。ですから、お子さんがいる夫婦が「子供のために」と離婚しない場合も多いですよね。
「男は浮気をする生き物」という考えも多少なりともあるでしょう。しかし許すケースであっても「2回目はない」と思っていますから、もし次に浮気された場合は周囲が思うよりもあっさり別れを選択する女性が多のです。
浮気を許すと決めたときの対処法
浮気を許すと決めた場合、それはそれで試練があります。最初からどんなことを乗り越えなければならないか知っておけば、ストレスも少ないはずです。
浮気されたことを思い出すことがあると覚悟しておく
自分の感情と折り合いをつけてパートナーの浮気を許したとしても、完全に忘れることはできません。何かにつけて彼氏や旦那に浮気されたということを思い出してしまうでしょう。それはあなたにとって辛いことだと思います。
ちょっと連絡が取れなくなると「また浮気かも」と思うのですから、かなりのストレスになるでしょう。また、許した直後は「浮気された」という事実を何かあるたびに思い出して突如涙が溢れたりすることもあるはずです。
これは非常に大きな試練だと思うのですが、時間はかかっても徐々に緩和していくものなので、あまり深刻に考えないようにしてください。
浮気されたことを引きずらない
ちょっと厳しい言い方になりますが、あなががパートナーの浮気を許すと決めたのですから、その後、何かにつけてパートナーに対して浮気の追求をしたり責め立てたりするのは良いことではありません。
あなたがそうすることで毎度毎度、浮気されたことを思い出すことになるのですから、浮気された側の気持ち的に良いものではありませんよね。また、浮気されたことに捉われ過ぎて必要以上に考え込んでしまうのもおすすめしません。
関係を修復して2人でより良い関係を築きたいのであれば、あまり浮気されたことに捉われずに生活する方が、精神的に楽だと思います。
パートナーとの関係を見つめ直す
根っからの浮気性という男性もいますが、パートナーの浮気は2人の関係に何かしらの問題があることも多いのです。ですから、浮気されたことをきっかけに今後の関係性を良くしていくために話し合うことや、自分のこれまでの態度が本当に良かったのかを考えることも重要なのではないでしょうか。
特に交際期間の長い恋人同士や夫婦の場合はお互いに関心が薄れてきているケースもあるでしょう。これから2人の関係をより良くするために何が必要なのかを、浮気をきっかけに考えることも重要です。
浮気されたとき誰に相談する?
彼氏や旦那に浮気されたとき、1人きりでその悩みを抱えるのは、かなり大きな負担になるはずです。そんなとき、誰かに話を聞いてもらいたいと思うのは当たり前の感情でしょう。あなたならどんな人に相談しますか?
自分の友達
特に女性の場合、身近にいる信頼できる親友・友達に相談するという人は多いのではないでしょうか。気心知れた友達であれば、あなたの性格だけでなくパートナーの性格、そして2人の関係性も十分に承知していることでしょう。
あなたのことを一番に考えながら慰めてくれ、一緒に解決策を考えてくれるはずです。時には少し厳しい意見を言うかもしれませんが、それもこれまでの友情あってのことですから、あなた自身、素直に受け止められるはずです。
相談前に注意しておきたいのが、本当に信頼でき、また口が堅い人かどうかという点です。女性は交友関係が広い人が多く、比較的早い段階でいろいろなことを話してしまう傾向にありますが、浮気や不倫は非常に難しい問題であり、何より周囲に広まってはあなた自身が困るでしょう。
ですから、友達に相談する際は、相手の人となりをしっかりと見極めたうえで相談するようにしてくださいね。
両親
もともと両親と仲が良い人なら、相談相手に両親を選ぶこともあるかもしれませんね。特に一緒に住んでいる人や、普段から人生の先輩としてアドバイスをもらっている場合は、相談しやすいのではないでしょうか。
両親ならあなたのためを思って親身になって話を聞いてくれるかもしれませんが、はっきり言って両親に相談する際は慎重になる必要があるでしょう。
特に、すでに婚約中の人や結婚している人の場合、あなたの両親はパートナーの両親とも面識があるでしょうから、双方の関係性が悪くなる可能性もあるのです。また、もしあなたが関係を再構築すると決めた場合であっても、あなたが浮気を許したとしても、あなたの両親がパートナーを許さない可能性も大きいのです。そうなると、今後、面倒が起きることも考えられます。
探偵
探偵と言えば浮気調査のプロですが、さまざまな浮気調査をしてきたということは、ありとあらゆる浮気・不倫をその目で見てきたということです。したがって、探偵に相談すれば、過去の事例をもとにどういった解決策が最適なのか、アドバイスしてくれるはずです。
最近は無料で相談できる探偵事務所もあるので、意見をもらうというのもアリでしょう。また、もし相談した結果、あなたが浮気調査をしたいと思えば、そのまま調査依頼をすることができますし、調査後も必要に応じて弁護士の紹介にも応じてくれます。
ただし、注意したいのは実績のない探偵事務所に相談したところで、最適なアドバイスをもらうことはできないという点です。できるだけ浮気調査の実績が多い探偵事務所に相談しなくては、最適なアドバイスをもらうことはできないでしょう。
浮気されたときにやっておきたいこと
大切なパートナーに浮気されるということは、自分の人生に大きな影響を与えます。場合によってはこれまでの生活が大きく変わることだってあるのです。パートナーと浮気相手の関係が長くなれば長くなるほど、事態が深刻化する可能性大ですから、早めに浮気している事実を知る必要があるでしょう。
しかし問い詰めた浮気がシロだった場合、それが2人の関係にヒビを入れることも考えられますから、できるだけ慎重に考える必要があるでしょう。パートナーに浮気されたとき、どんな決断をするにしても、浮気を認めさせる証拠を得て浮気された側が不利になることなく事態を収拾することが、女性にとって最善だと思います。
浮気されても許すという選択をする場合も、可能であれば浮気の確実な証拠を手に入れておくことをおすすめします。かなり言いにくいことですが、男性のうち一定数は浮気を繰り返すことがわかっています。パートナーがまた浮気をするかどうかはわかりませんが、もしもの場合にその証拠が役立つ可能性大なのです。
最後まで読んでみていかがだったでしょうか?彼氏や旦那に浮気されたとき、どうするかはその時になってみないとわからないことだと思います。しかし、どんな決断をする場合も、最善策があることを忘れてはいけません。
浮気されたうえ、必要以上のストレスを受けるのか、前向きに前進するのかで人生が大きく変わってくるでしょう。もちろん浮気されないことがベストですが、もしものときのため、この記事の内容を忘れずに覚えておいて欲しいです。