2016/10/17更新
男は大好きなかわいい彼女がいても浮気する!やはり本能?
男性の中にはどんなに好きな彼女がいても浮気は別腹とばかりに別の女性と関係を持つ人がいます。そういった男性はよく「男の本能だから」と言い訳をするのですが、本当にそうなのでしょうか?
もし生物としての本能で多くの女性と関係を持つとしたら子沢山になる事を望むはずですが、浮気相手に子供が出来て喜ぶ男はまずいません。そこだけ理性が働く訳です。自分が気持ちが良い浮気は本能で、都合の悪い事には理性を働かせる、どう考えても自分で選択していますよね。
しかし実は本当に浮気衝動を掻き立てる遺伝子がある事がすでに研究発表されているのです。嘘から出た真のような話ですが、その本能とも言える遺伝子の正体を学んでおきましょう。
男の浮気は「冒険心の遺伝子」のせい?
男の浮気性はある意味では本能かもしれないという研究発表があります。それが「冒険心の遺伝子」、またはズバリ「浮気の遺伝子」と呼ばれる「DRD4」です。
この遺伝子を持つ男性は1つ所に留まるのが苦手です。何度も冒険や旅行を繰り返し、仕事も色々な仕事に手を出したり、自分で起業したりするでしょう。ある意味アクティブで社会的には尊敬を受ける類の男性である場合も多いはずです。
しかしこの1つ所に留まれないという衝動は恋愛関係にも向いてしまうのです。同じ女性を愛し続ける事が出来ない。次の刺激を追い求めたいという衝動が沸き起こり、いても立ってもいられず新しい恋を探す事になります。
つまり冒険心の強い男性は先天的に浮気性と言ってしまっても良いでしょう。今の恋愛がどれほど素晴らしく、彼女がいかにかわいくても、新たな未開の場所に素晴らしい恋が眠っているのではないかと思ってしまう遺伝子を持っているのです。
もう1つの本能「利己的な遺伝子」
もう1つ離婚や浮気に多大な影響を及ぼしているとされる遺伝子があります。それが「利己的な遺伝子」と呼ばれる「AVPR1A」です。この「AVPR1A」の特定変異遺伝子を2つ以上持っている男性の3割強が離婚を経験しているという統計結果が出ています。
この遺伝子を持つ男性は自己中心的で、他人を省みる事がありません。このタイプの男性は浮気を悪い事とすら思わないでしょう。自分の欲求に忠実でパートナーを思いやる事が出来ない男性の多くがこの遺伝子の影響を受けているとされています。
この本能に突き動かされると浮気をするどころか恋人や家庭を省みる事なく、自分のためだけに行動するようになります。悪びれずに浮気をし、気に入らなければ離婚をする、あまり結婚に向いていないタイプの男性です。
実際、この遺伝子を持つ男性の多くが独身を通していて、別名「離婚・独身遺伝子」と呼ばれています。うっかりクールな格好いい人と思って付き合ったら大変な目に合う事になります。
遺伝子の影響は外見からでは分からない
1番肝心な事は、この遺伝子を持っているかどうかは外から見ただけでは分からないという事です。しかもその遺伝子の影響を常に受けている訳ではなく、時々衝動的にその気持が発現するのです。
付き合いだした時には優しい堅実な彼だったのに、段々と本性を現して次から次へと浮気をするようになってしまったという事は良くある事です。特にたちが悪いのが「冒険心の遺伝子」でしょう。
この遺伝子の持ち主は情熱的で挑戦的で他人から見るととても魅力的な人物に見えます。新しい事にチャレンジし続ける恐れを知らない挑戦者なのです。女性が心を奪われてしまうのも当然と言えます。
ロングヒットを続ける世界的に有名なスパイ映画がありますが、あの主人公が丁度、次から次へと刺激的なミッションをこなし、次から次へとヒロインを変えていくという男性でした。
本人はさぞや楽しいでしょうが、置いて行かれてしまうヒロインはどんな気持ちなのでしょう。本能のままに行動する男性と付き合うのはとても大変な事だと理解出来るのではないでしょうか。