「離婚理由ランキング」の上位はコレ!気になる浮気は何位?

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2015/04/27更新

「離婚理由ランキング」の上位はコレ!気になる浮気は何位?

「離婚理由ランキング」の上位はコレ!気になる浮気は何位?

約3組に1組が離婚

最近の日本での離婚件数ってどれくらいか知っていますか?厚生労働省のデータによると、2013年は23.1万件ということで、約40年前の1970年と比べると2.4倍にもなるそうです。ピンとこないかもしれませんが、約3組に1組の割合に相当する離婚率であり、約2分に1組が離婚していると考えると、かなり多いと実感できます。昔ほど離婚に対して悲観的なイメージは少なくなって、離婚も人生の前向きな選択肢の1つという考え方が主流になりつつあるというのも一因かもしれませんね。

確かに、少し周りを見渡してみると離婚経験者って何人か思い当たりませんか。それぞれ、色々な理由や事情があって、やむなく婚姻関係の解消を選んでいますよね。では日本全体で見てみると、どのような理由での離婚が多いのでしょうか。

夫と妻で異なる離婚理由ランキング

最高裁場所がまとめている司法統計(平成24年)によると、夫・妻の離婚理由はこのような結果に。

<男性(夫)からの申立て>
1位 性格が合わない
2位 異性関係(浮気・不倫)
3位 精神的に虐待する
4位 家族親族との折り合いが悪い
5位 性的不調和

<女性(妻)からの申立て>
1位 性格が合わない
2位 暴力を振るう
3位 生活費を渡さない
4位 精神的に虐待する
5位 異性関係(浮気・不倫)

夫・妻共に1位は「性格が合わない」、いわゆる性格の不一致というものです。毎日1つ屋根の下で生活するので、性格や考え方が合わないのは耐えられないですよね。ただし、離婚裁判になった場合は性格の不一致だけでは離婚理由として認定されません。双方同意した上であれば良いですが、一方が離婚に応じない場合は、相手が夫婦関係を破綻させている理由や今後修復の可能性がないことを証明しなくてはなりません。また、話題のモラハラ(精神的に虐待する)がどちらも離婚理由ランキングの上位ということからも、円満な夫婦関係を保つためには、良好なコミュニケーションの大切さを再認識させられますね。
「暴力を振るう(DV)」「生活費を渡さない」というのは、命や生活の質に関わる切迫した現実的な問題として、妻側の2位、3位に挙がっています。夫側の4位は、真っ先に嫁姑問題を連想しますが、最近では夫が妻の両親とうまくいかないというトラブルも増えているようです。

浮気が許せないのは妻より夫?

浮気を許せない夫

では、気になる浮気についてはどうでしょうか。夫も妻もトップ(ワースト?)5位に入っていますが、注目すべきは夫側が2位という点。浮気というと男性がやらかすイメージが強いですが、妻側は意外と5位という結果に。妻にとっては他の項目の方が切実な問題ということもあるでしょうが、妻は夫の浮気を許すケースも多いのかもしれません。逆に、妻の浮気は夫にとって、他の項目以上に決定的なダメージになるということでしょうか。いずれにしても、浮気が原因となって離婚に至る夫婦は多いというのが現状です。

浮気というのは、1位の性格の不一致よりも「配偶者による不貞行為」がはっきりしているため、離婚理由として認められやすいですし、きちんとした証拠が提示できれば申立てをした方が有利になります。また、慰謝料という形で配偶者や浮気相手に償ってもらうことも可能に。

夫や妻の浮気がどうしても許せない、きっぱり別れて慰謝料も取りたいという人は、浮気の確実な証拠をつかむことが必要だと覚えておきましょう。ただし、浮気相手とのメールや通話履歴だけでは証拠としては弱いので、証拠としての確実性を高めたいなら、探偵や興信所など浮気調査のプロに依頼する方法も。離婚まで真剣に考えるならば、第3者に調べてもらって白黒はっきりつけ、きれいさっぱりお別れするというのも一つの手段ですよ。

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