2016/09/29更新
探偵の正しい張り込み方法を教えます!浮気調査で証拠撮り
相手の浮気が発覚したらどうするか?
付き合っている相手や結婚相手の様子がなんだかおかしい・・・浮気はふとしたきっかけで発覚するもの。ひとつ疑わしいことが出てくれば、気になって詮索したくなるのが人間というものです。
気になりだしたら最後、良くないこととは知りつつも携帯電話をチェックしたりSNSの交友関係をチェックしてしまう人は多いのではないでしょうか。
付き合って間もない関係でもショックは大きいでしょうが、婚約まで話が進んでいる関係であったり、夫婦関係を築いている場合の衝撃度といったら並大抵のものではないでしょう。もちろん「別れる」「別れない」だけの問題では済みません。相手の不貞行為により婚約を破棄せざるを得ない状況になった場合でも、慰謝料が請求できるケースがありますから、今後の身の振り方についても考えなくてはなりません。
相手の浮気が発覚したとき、頭に血が上るのは当然のことだと思いますが、そのまま感情的になって相手に怒りをぶつけるのは懸命ではありません。特に慰謝料が絡んでくるケースであれば、冷静を保ち確実な浮気の証拠を集めるのが先決なのです。
もちろん、証拠がなくても浮気相手が慰謝料の支払いに応じるということであれば問題ありませんが、浮気相手が不貞行為を認めずに裁判になる場合には必ず証拠が必要になります。裁判の際、証拠が不十分の場合に慰謝料の請求が棄却されることもありますし、ともすると反対に愛人から名誉毀損で慰謝料を請求されてしまう可能性もあるのです。
浮気が発覚したときに相談するのは弁護士ですが、弁護士は証拠がなければうまく動けません。ただし自力で浮気の証拠を集めるのはかなり大変そうですよね。
そこで頼れるのが浮気調査のプロである「探偵」なのです。
探偵にとって重要な「張り込み」
探偵にとっての重要な仕事が「張り込み」です。張り込みによって浮気をしているかどうかの真実だけでなく、優れた証拠品となる不貞行為の写真や動画も入手することができます。浮気の否定を許さない確固たる証拠さえ押さえてしまえば、問題解決までの主導権を掴んだも同然。
探偵は浮気が疑われるパートナーや浮気相手を尾行し、浮気の証拠を掴むために張り込みをします。浮気調査の場合、張り込みは必須だと言われるだけに、実際、張り込みに費やされる時間は圧倒的に長いのです。
例えばホテルで張り込みをする場合、出口がしっかりと確認できて調査対象の2人が確認できる場所で張り込みをするのですが、当然、周囲から不自然に見えてしまってはいけません。ストーカーや不審者と間違われてしまっては仕事を遂行することはできませんから、調査対象者を見張ると同時に周囲への警戒も必要なのです。
証拠撮りの張り込み
浮気調査の張り込みにおいて時間制限はありません。数時間の張り込みもあれば、10時間以上の張り込みもあり、その間はじっとカメラを向けて潜んでいなければなりません。
特にホテルを出てくるところなど、浮気現場を撮影するための張り込みなら強力な証拠が手に入ります。だからこそ、探偵にとって証拠撮りの張り込みが長時間になることは覚悟のうえなのです。
ホテルでの張り込みの場合も、日付が変わったからといって調査対象者が宿泊するとは限りません。ある程度、情報を得ている場合には予測できるかもしれませんが、ホテルから真夜中の2時頃に出てくる可能性も、早朝に出てくる可能性もあるでしょう。ですから張り込みにおいて「一般的に○○だ」という判断は絶対にNGなのです。軽はずみな判断をして失敗するわけにはいかないですからね。
浮気の証拠撮りの張り込みは、長時間にわたりいつでも動けるスタンバイ状態を持続する忍耐力が必要不可欠になります。
もうひとつの張り込み
同じ張り込みでも、証拠撮りのための張り込みとは違う意味合いの張り込みがあります。それは対象者が自宅から出てくるまでの張り込みや勤務先から出てくるまでの張り込み。これは証拠を入手する目的ではなく、調査対象者の確認が目的となります。いわば浮気調査におけるスタートラインの張り込みなのです。
この張り込みをしたからといってすぐさま証拠写真が撮れるわけではありませんが、浮気調査のスタートですから非常に重要ですし、調査する側にとっては緊張感も大きいはずです。
調査対象者が勤務先や自宅から出てくるまで張り込み、少し尾行しただけでその日の調査が終わればいいのですが、万が一、勤務先から出てきてそのまま浮気相手と合流し、食事、ホテルと動いた場合は、証拠撮りのための張り込みに移行します。このようなケースはかなりの長丁場が予測されるでしょう。
張り込みを成功させるための秘訣「顔の確認」
ほとんどの張り込みは時間がかかることが多く体力勝負になります。長い時間、現場に張り付いるだけでも大変なのに、現場から目を離すことが許されません。体力が消耗し油断したタイミングでチャンスが訪れて見逃してしまった、なんてことになったら苦労も水の泡。
そんな失敗を防ぐためにも調査対象者の顔をしっかりと確認しておくことがとても大切です。女性は化粧や髪型によって印象ががらりと変わりますが、化粧をしない男性でも角度によって印象が変わることがあります。事前に依頼主から写真や動画などを用意してもらい、調査対象者の顔をしっかりと確認することで張り込み時のプレッシャーも軽減するでしょう。目や鼻のパーツだけでなく顔全体の雰囲気も把握しておくのです。証拠撮りの張り込みを実行する前に調査対象者の生の姿を確認しておくことも、張り込み成功の秘訣です。
やはり自力で証拠集めをするのはとても難しそうですよね。浮気が発覚して精神的にも辛いと思いますので、プロの探偵に依頼するのが最善ではないでしょうか。