2016/09/29更新
夫がSNSで浮気!?離婚裁判で証拠不十分になる理由とは
最近色んなSNSで昔の彼女を見つけて、話してるうちに浮気・・・。なんて事がをよく聞きます。ですがしっかりとそのSNSをプリントアウトした物を裁判に使えると思って持って行ったのに、「これは証拠不十分です。」ってどういう事なの?メールやSNSのやりとりでは証拠にならないの?
裁判では「不貞行為」を立証出来ない
ネット上のやり取りなどは裁判では使えません。なぜなら妻が自分ででっち上げることが出来るからです。夫の方が「自分はそんなのは知らない。妻が勝手に私を陥れる為に偽装したのではないか。」といわれればそこまでです。夫が自ら不利になるような事は夫は言いません。もちろん、そんな事はしていないのは解りますがそれを立証できる証拠もまた必要になってきます。パスワードを知らないというのは簡単ですが、それは夫も同じ事を言えるでしょう。なので証拠にならないのです。どこまで行っても、夫が認めないと平行線になる事項のひとつです。
話し合いで離婚する時(協議離婚)
話し合いで離婚する時は、結構認めてしまう事が多いようです。その際は、前もって話し合いを知らせていると色んな事を考えてそして作戦を練ってくるので使えない事が多いので、話し合いをすると言うのは夫が全く気が付かないように、こっそりと準備するのがポイントです。「夜はご飯を食べに行きましょう。」等と夫を誘っておいて、そこに両家の両親もセッティングしておくなどの第三者を置く事が大切。
2人で話合うと、言った、言ってないの繰り返しになりなかなか話が進みません。そこで初めてそのSNSのやり取りなどの証拠を出すのです。すると結構予測出来ていない事なのであっさり認めてしまったりします。夫が浮気を両親の前で認めたら、後は話がスムーズに妻の言い分が通りやすいのです。また、その時に一緒に写っている写真等SNSに上げていてくれたらバッチリですよね。
世界中で増えているフェイスブック離婚
気軽に浮気相手とやりとりしたり、写真を載せたりしてしまってあっさり妻に浮気がばれてしまって離婚するケースが世界中で広がっています。妻が知らなくても、お友達がすぐに教えてしまうので妻がフェイスブックをしてなくてもあまり関係なく見つかるようです。しかしそんな浮気のやりとりを載せている夫って・・・それがもう嫌ですよね。嫁をバカにしている、そして嫁の回りも。そして自分は浮気相手を除く、周りの人全てからバカにされていますよね。
逆にそれを利用する
SNSでやりとりしてるのを発見した時、焦らずに作戦を練ってください。これを利用すると、はっきりした証拠になります。例えば会う日が解れば、探偵に頼んで浮気現場を撮ってきて貰うなど、自分に有利に動くように最大限利用するのです。もちろんそのやりとりもきちんと保管しておきましょう。それだけでは証拠にならなくても、他の証拠との積み重ねで判断されたりもします。あくまで、これだけでは証拠にならない証拠のひとつですが・・・。
浮気かな?と思ったら焦らず、自分がどうしたいのかをまず冷静に考えましょう。自分は離婚したいのか。それともこのまま黙って浮気が収まるのを待つのか。それとも夫が離婚を言ってくるのを待つのか。どれにしようが、出来るだけ証拠を持っておくのが得策ですよね。焦って問い詰めたり、焦って行動してしまうと証拠を掴めてないまま離婚になってしまい、慰謝料も殆ど取れなかったりします。人生をやり直すのに遅すぎる事はありません。むしろ残りの人生を慰謝料を貰って好きなように生きれると熟年離婚も増えていますからね。慰謝料は出来るだけ貰えるようにしましょう。
だってあなたは浮気をされた被害者なんですから・・・。