2016/08/18更新
浮気の復讐、これであなたもスッキリ!!
あなたがもし、夫もしくは妻の浮気・不倫を見つけてしまったら、どんな行動をとるでしょうか?結婚前の彼氏・彼女の関係であれば、「許す」か「別れる」かの二択で済むと思いますが、既婚者の場合はそう簡単にはいきませんよね。
感情のある人間ですから、パートナーの浮気を知ったとき、程度は異なれど“復讐”してやりたいと思うことは当然だと思います。しかし、間違った復讐の方法を選んでしまうと、あなたの怒りや悲しみが解消しないだけでなく、場合によっては最悪の終末を迎えることになってしまうのです。
今回は浮気・不倫の復讐についてのお話しです。絶対に浮気なんてされたくないとは思いますが、もしものときは大人らしいスマートな解決方法を選び、あなたにとって有利な結果に終われるようにしてくださいね。
目次
やりがちだけど・・・絶対におすすめしない復讐
相手の浮気がわかったとき、怒りや悲しみで感情をうまくコントロールできなくなってしまうこともあるでしょう。そのような状況の中でやってしまいがちな復讐をご紹介します。
例えば、浮気をしたパートナーや浮気相手に対して暴力的な行為を行う、浮気相手に直接電話を掛けて怒りをぶつける、といった復讐は、場合によってはあなたが罪に問われることもありますから、絶対にNGです。
また、女性がやってしまいがちなのが浮気の代償にお小遣いを減らすという方法。これに関しては効果的なケースもゼロではありませんが、男性には仕事上のお付き合いもありますから、自由に使えるお小遣いがないことによって、仕事に支障をきたす場合もあるでしょう。また、お給料を家に入れなくなる、義両親にお金をねだる、キャッシングローンなどでお金を作る、といった行動に出る場合もあるので、注意が必要です。
そして最もしてはいけない復讐と言えるのが“浮気の仕返し”です。相手も浮気をしているから、あなたも好き勝手に浮気をする、というのは絶対にやってはいけません。浮気の仕返しをしたからといって、パートナーを反省させることも、あなたが本当に納得することもできませんし、万が一パートナーが先にあなたの浮気の証拠を掴んだとしたら、あなたは慰謝料請求されてしまうことになるのです。
結局のところ、浮気・不倫の確実な証拠を掴む前に無計画に行動してしまうことがいけないのです。まちがった復讐方法を選んでしまうと、浮気を反省させられないうえに、あなたの怒りや悲しみが解消されることもありません。証拠がなければしらばっくれて浮気を認めない可能性もありますから、まずは冷静になることが大切なのです。
間違った復讐で最悪の修羅場を迎えた事例
ここで、パートナーに浮気をされたときに残念ながら間違った復讐方法を選んでしまった事例をご紹介します。どちらの事例も最終的には修羅場を迎えただけでなく、浮気された本人にとっても最悪の結末を迎えてしまいました。
カッとなって手を出してしまったAさん
Aさんは妻が不倫をしていることに気付き、ちょうど妻が浮気をしているときに現場である浮気相手の家に乗り込みました。もちろん修羅場になったことに間違いはありません。口論だけで収まらず、頭に血が上ったAさんは怒りのままについ浮気相手に手を出してしまい、今度は「傷害罪で訴える!」という争いになってしまったのです。最終的に起訴されることはありませんでしたが、夫婦関係は破たん。何ひとつ有益になることはありませんでした。
小遣いカットで旦那が借金をしたBさん
旦那が女友だちと不倫をしていることがわかったBさん。これまでは月々決まった額のお小遣いを旦那に渡していましたが、不倫の腹いせにお小遣いをこれまでの1/5ほどに減額しました。それからは反省して生活しているように見えた旦那だったのですが、1年ほど経ったときに実はカードキャッシングで50万円近い借金をしていたことが判明しました。浮気はきっぱりと止めたものの、付き合いやちょっとした出費に借金を充てていたと。結局、子どものために貯めていた貯金で返済し、お小遣いも増額することとなりました。
浮気をされたときにおすすめしたい“賢い復讐”
浮気をされた事実をなかったことにすることはできません。しかし、パートナーやその浮気相手を反省させ、あなたが納得できる、また少しでもあなたにメリットがあるような結末にもっていけたらどうでしょうか?
そう考えたときに、やはり慰謝料をもらうというのは最良の方法と言えます。精神的なダメージをゼロにすることはできませんが、慰謝料としてそれ相応のお金を要求することは、浮気の代償が大き過ぎることを思い知らすことができるでしょう。
賢い復讐を選んだ2人の事例
証拠をつかんで問い詰めたCさん
夫が浮気をしていたCさん。浮気の証拠をつかんだのち、夫を問い詰めました。はじめは「思い違いだ」「無実だ」としらばっくれていた夫でしたが、証拠を見せた途端あっさりと3ヶ月前から浮気をしていたと認めました。初めての浮気だったこと、夫がかなり反省している様子だったことから、Cさんは浮気を許すことに。それから夫は仕事が終わればすぐに帰宅するようになり、休日もしっかりと家族サービスをするようになって、Cさん夫婦は以前よりも夫婦円満になりました。
納得できる離婚をしたDさん
Dさんは夫の浮気を知り、まずは証拠集めを行いました。浮気現場を撮影した写真を入手できたため、もちろん夫は言い逃れできません。今回の浮気が2回目だったこともあり、Dさんの怒りは大きく、話し合いの末に離婚をすることに。確実な浮気の証拠を得ていたDさんは、弁護士を交えた話し合いの末、2人の子どもの親権と、納得できる慰謝料を手に入れ、さらに子どもが大学卒業するまでの養育費の支払いを認めさせることができました。
どんな道を選ぶ場合も証拠集めが大切
もしあなたがパートナーに浮気をされたとしたら、あなたは必然的に今後どうするのか?どうしたいのか?を決めなくてはなりませんよね。人によって選ぶ道は異なると思いますが、どんな道を選ぶにせよ、やらなくてはならない大切なことがあります。それが“浮気の決定的な証拠”を手に入れること、なのです。
そうはいっても、浮気調査の経験がないあなたが“浮気の決定的な証拠”を集めようと思っても、簡単にいかないことは想像できますよね。そんなときは探偵に依頼してみましょう。浮気調査のプロですから、あなたの味方になってくれると思います。
離婚はしない、でも確かな証拠を掴む
夫婦関係を修復し、今後も継続するという道を選ぶ場合にも、人によっていろいろな事情があると思います。浮気していた期間や本気度、また子どもの有無や経済状況などにもよるでしょうが、そういった場合も必ず“浮気の決定的な証拠”を手に入れましょう。
浮気の証拠がなければ、パートナーは延々にしらばっくれる可能性があります。夫婦ですから、好き放題に浮気をしていてもいいという訳ではありませんよね?大切なことは浮気を反省させて、今後また浮気を繰り返さないようにすること。相手に浮気を認めさせるためには“浮気の決定的な証拠”を手に入れることが重要なのです。
他にも、今回の浮気については許すことにしたとしても、あなたのパートナーが今後絶対に浮気をしないとは限りません。得た証拠を保管しておいてもし度重なる浮気によって離婚を決意したときには離婚訴訟や離婚調停で活用することだってできるのです。
離婚せずに浮気相手に慰謝料請求する
離婚せずに夫婦関係を継続する道を選んだ場合も、できれば自分が納得できる形で終わりたいと思うのは当然のことでしょう。
浮気をしていたパートナーの行為はもちろん許されることではありませんが、浮気は相手がいて初めて成立しますから、浮気相手にも罪はあります。離婚しない場合も浮気の代償として慰謝料を請求すれば、あなたの気持ちも少しは楽になるのではないでしょうか。
不倫相手に慰謝料請求をしたい場合は、確実にあなたのパートナーと浮気をしていたという証拠が必要になります。残念ながら、携帯電話の通話履歴やメールのやり取り、SNSでの怪しいメッセージは確実な証拠と見なしてはもらえません。
法律的な観点で言うと、浮気の証拠となるのは不貞行為があったということ、ただ一つなのです。不貞行為とは、あなたのパートナーがあなた以外の異性と肉体関係をもつことを言いますが、これを証明するためにはラブホテルに出入りしている現場を押さえた写真や動画が必要です。これらの証拠でない限り、原則的には浮気の証拠と認められないのです。
離婚してパートナーと浮気相手から慰謝料をもらう
「不倫なんて絶対に許せない!」と離婚を選ぶ人も多くいるでしょう。あなたに経済的余裕がある場合や、慰謝料も要らないから今後一切顔を合わせたくない、というような場合であれば別でしょうが、多くの人はパートナーや浮気相手に罪の代償を払わせて、傷ついた心を少しでも回復させたいと思うのではないでしょうか?
先ほどもお話ししましたが、慰謝料請求をしたいときには“浮気の決定的な証拠”が必要になります。誰でもお金を払いたくはありませんから、証拠なくして慰謝料請求ができることはないと肝に銘じておきましょう。
まとめ
ここまで読んでいただいた方なら、浮気に気付いたときに感情的になって何も考えずに行動することがどれだけ自分にとってマイナスかわかったと思います。そして、今後、どんな道を選択するにせよ“浮気の決定的な証拠”が大切だということも十分わかっていただけたでしょう。
パートナーに裏切られることを想像したくはありませんが、世間にはこれだけ多くの不倫カップルがいるのですから、あなたのパートナーにもいつ「つい出来心で・・・」が起こってしまうかわかりません。
いざというときのために適切な対処方法を頭に入れておくことは、あなたにとってデメリットになることはないでしょう。そして、もしすでにあなたがパートナーの浮気に悩んでいるのであれば、ぜひ冷静に、“浮気の決定的な証拠”を掴んでから行動されることをおすすめします。