2016/10/13更新
離婚したいけどできない理由は何?子ども?お金?浮気の証拠?
離婚をしたいと思うことは簡単な事ですが、実際に離婚をしようとするとなかなか難しいこともありますよね。現実的に考えて、メリットよりもリスクの方が高かったり、相手に離婚に応じてもらえなかったりと、状況はさまざまです。
ここでは、離婚したくてもできない理由を考えていきましょう。
子供がいると離婚がしづらい
パートナーの浮気、借金癖、暴力など、離婚したい理由は揃っているのに、子供がいるとなかなか離婚に踏み切れません。パートナーが自分にとっても良い人間でなかったとしても、子供にとってはいい父親・母親であったりすると、子供の事を考えると離婚を踏みとどまってしまうのではないでしょうか。
現実的に離婚をしたときに、金銭的な面や、その他の問題で、一人では子供を育てられないという問題もあるでしょう。
また、親権の問題もあります。双方が子供と暮らす事を望んでいる場合は、ここでもめてなかなか離婚ができないというパターンになりますよね。こういった問題は、子供がいない夫婦にはない問題ですから、子供がいない夫婦のほうが離婚しやすいと言えるでしょう。
子供がいる家庭では、離婚についても慎重に考えなければなりません。離婚したほうが、子供にとって良い環境になるというのであれば、迷うことなく離婚に踏み切るべきでしょう。
金銭的な面、子供を預ける場所の件については、行政に頼れば、正しいアドバイスがもらえます。離婚をする前に、そういった面を整えておくと安心です。
離婚をするとお金が減ってしまう
特に専業主婦やパート主婦の方は、金銭面の不安を感じて、離婚を思いとどまっているのではないでしょうか。現に、夫はお金を稼いできてくれるだけの人だと割り切ってしまっている人も存在しています。ですが、そんな結婚生活は本当に幸せでしょうか。
確かに、お金を稼いできてもらえれば、生活は楽ですよね。家事はしなければなりませんが、時間配分などは自由ですし、誰かに指図されたり怒られたりするようなことはありません。
しかし、離婚を考えるほど、相手に嫌気がさしているのにお金だけのために結婚生活を続けるというのは、相手にとっても自分にとっても健康的ではありません。もし、子供がいるというならなおさらで、子供は両親の不仲を敏感に察知してしまいます。
また、パートナーの収入に頼っている場合、もしもパートナーの方から離婚を切り出されてしまった場合は、どうしようもありません。
お金は自分で稼げますから、離婚したいほど嫌な相手と結婚生活を続けるストレスより、自由になって自分で生活をしていく方が、結果的には楽なのではないでしょうか。
浮気の証拠がない
離婚をしたいと思っても、双方が離婚に同意していなければ、簡単に離婚はできません。その場合、調停になったり場合によっては裁判になったりします。
離婚をしたい理由が、相手の浮気だった場合は、証拠が整っていれば慰謝料を貰って離婚をすることが可能です。しかし、浮気をしているということは知っていても、証拠が不十分だとなかなか離婚できないのです。また、もししたとしても、慰謝料請求が困難です。
こういうケースで離婚ができないという場合は、迷わず専門家を頼りましょう。弁護士や浮気を調査してくれる探偵などを使って、自分が有利に離婚できるようにしましょう。
金額は安くはありませんが、浮気の証拠集めに成功して慰謝料を取ることができれば、その分から支払いが可能です。金銭的に余裕がないなら、リスクは伴いますが自分で浮気調査を行う事も可能です。
相手の浮気で離婚を望む場合、相手から証拠がないだろうと逃げられることもあるでしょう。しっかり証拠をつかんでから、離婚につなげていきましょう。