人妻の浮気はどこから法律違反?精神的苦痛は離婚理由に?

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2015/06/20更新

人妻の浮気はどこから法律違反?精神的苦痛は離婚理由に?

人妻の浮気はどこから法律違反?精神的苦痛は離婚理由に?

不倫は「小説よりも奇なり」

人妻の過ち、官能小説やよくある昼メロの世界ではおなじみの「人妻の浮気」普通に過ごしているとそんな生々しい話を耳にすることも少ないかもしれませんが、決してただの物語だけではありません。知らないだけで、実は夫に隠れて浮気を重ねている人妻は思っている以上にたくさん存在します。そしてそのストーリーは物語よりもよりリアルで、ドラマチック。まさに事実は小説よりも奇なりといったことわざがピッタリと当てはまるでしょう。

しかしいざ自分の親しい友人や、実際に奥さんが浮気をしているとなればそんな冷静なことは言っていられません。脅すようなことを言いますが、誰にでも浮気の可能性はあるものなのです。

浮気はどこから法律違反なのか

さて、浮気と何度も言葉に出してはいますが「あなたにとって浮気とはどういうことですか?」と聞かれた際はなんと答えますか?いわゆる浮気のボーダーラインはどこですか、という質問です。これは明確に「○○をしたから浮気」というように決まっているものではありません。人によって許せる範囲に違いがあるように、浮気と感じるラインも微妙に違いがあります。

とある浮気に関するアンケート結果によると、浮気認定するのに最も多いのが「体の関係を持ったその時点で」というものでした。それ以降はあまり大きな差はなく、キスをしたら、手をつないだら、とそれぞれ続いています。一般的に恋人など特定の男女だけに許された行為を特定の相手以外とする、というのが浮気のボーダーラインのようです。
しかし実は法律によってきちんと「どこからが浮気」とされていることをご存知でしょうか。多くの人はあまり知りませんが、しっかりと定められているんです。

精神的苦痛は立派な離婚理由になる

浮気に関する法律、民法770条によると「配偶者に不貞な行為があったとき」とされています。つまり自らの意思で夫もしくは妻以外の相手と肉体関係を持った時点で法律を犯しているということです。ここには恋愛感情だとか、そういった気持ちの問題は書かれていません。つまり相手を好きだろうがそうでなかろうが、体の関係を持ってしまえば浮気と認定されるのです。そしてこれを理由に離婚することもできます。逆を言えば体の関係がなければ、いくら誰かを好きになろうと構わないということです。ちなみに「ソフレやキスフレは浮気じゃないの?」という件については、専門家でも意見が分かれます。

しかし頻繁に配偶者以外とデートをしたり、二人きりで出かけるなどを繰り返し配偶者が不満に感じたり精神的苦痛だと訴えた場合は、これも同じく770条のなかの一つによって立派な離婚理由になります。結局は法を犯したうえでの恋愛はそう簡単にうまくいくものではないということです。

クールに、淡々と立ち回る

浮気というと男性ばかりのイメージがありますが、最近は人妻でも浮気をする世の中です。もし自分の奥さんが浮気をしていてそれを理由に別れたい、そう思ったのならばまずは事実をしっかり確認、把握することが一番です。カッと頭に血が上った状態では冷静な判断は出来ません。一度状況を整理してから動き始めましょう。

もし離婚を視野に入れているのであればなおさらです。相手のことを信じたい気持ちや裏切られた気持ちで頭がいっぱいになってしまうと、自分の進むべき方向も見失ってしまいます。とにかくクールに、そして淡々と離婚に必要な材料を集めていきましょう。それによって物事を有利に進めることができますので、落ち着いた行動が肝心です。自力で証拠集めをするのは難しい、今一度きちんと状況を確かめたい。その場合は探偵に依頼を出してみるのもおすすめです。その手のプロに任せることでスムーズに進められますし、どうしても冷静になれない場合は客観的に状況を見ることができるようになります。

人の恋愛は自由です。でも日本においては、結婚している以上配偶者以外に体と心を許すことは法律違反になります。それをまず忘れていはいけません。

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